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終末期医療について

記事公開日:2019/02/13、 最終更新日:2019/03/22


終末期医療

終末期医療とは

終末期医療は人生の最後である終末期に提供される医療のことで、ターミナルケアとも言われます。終末期という言葉について明確な定義はされていないものの、全日本病院協会ガイドラインで以下のように規定されています。

  1. 複数の医師が客観的な情報をもとに治療により病気の回復が期待できないと判断す
    ること
  2. 患者が意識や判断力を失った場合を除き、患者・家族・医師・看護師等の関係者が納得すること
  3. 患者・家族・医師・看護師等の関係者が死を予測し対応を考えること

一般的には老衰やがんなどの病気、障害などにより死を避けることができない状況にあり、予想される余命が3ヶ月から6ヶ月の患者に提供される医療のことを言います。事故や災害、急性期疾患などによる突然死は死亡日以前に余命が予想される状況にないため、終末期とは言いません。

終末期の患者はがん、アルツハイマー型認知症、パーキンソン病、多臓器不全など病気の回復や進行の遅延、延命治療が難しい場合がほとんどです。そのため、終末期医療では心身機能の維持を目的とした医療よりも、患者への身体的苦痛や精神的苦痛を緩和・軽減することを優先的に、患者が人生の質を保ちながら尊厳のある死「尊厳死」を迎えることができるようサポートします。

終末期医療の目的とは

重い病気の末期で不治と判断された高齢者、また、その後の人生をゆっくり過ごしたい方にも対応し、在宅医療を行っています。

そのためかなり様々な症状に対して終末期の症状. やせ・体力低下・悪液質 · からだのだるさなどを感じている高齢者や,  終末医療を必要としている患者さんに対応している施設もあり、老人ホームでは特別にこの医療に対応している場所もあるようです。
 

亡くなるまでの期間の医療

高齢で寝たきりになった時に胃ろうなどになってしまわないようにする事ができます。実際、亡くなるまでの期間の医療を行ながら高齢者がゆっくり満足に暮らすことができるようにしていきます。基本的に患者がもう治らない状態で、最終的な人生をゆっくり過ごすことができるようにしていきます。

②精神的苦痛などを和らげることを目的とした医療

終末期に患者が望む医療を有意義に行い、終末期にある患者と家族との関わりもあり、施設でゆっくり暮らすことができるように、また、患者さんたちが抱える孤独など、さまざまな問題がありますが、終末期医療に関する意識調査もしっかりしています。

精神的苦痛などを和らげることを目的とした医療を行っていますので、良質な日常生活が維持していくことができます。医師から治癒や回復が望めないと診断された末期がん患者や難病患者の方の医療が終末医療なのです。穏やかに日々を過ごせるように配慮する療養法で、老人ホームの施設などで、十分に対応しているようです。
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住み慣れた自宅で充実した日々も

医療におけるしっかりとした設備も揃っている施設もあります。終末期医療、後期高齢者の終末期医療に関しては近年かなり発達していて、多くの介護に住み慣れた自宅で充実した日々を過ごしたいと願う人には終末医療においてもディサービスを利用する事もできるようになりました。

終末期医療の現状としては、もちろん利用者が満足に生きていくことができる施設が整っています。どんな環境でも対応できる、何かの一大事にもすぐに対応してくれるので安心して暮らすことができます。

 

終末期医療は誰にも必要なもの

ラテン語にメメント・モリという言葉があり、直訳すると「いつか必ずおとずれる死を忘れるな」という意味になります。この言葉の通り人生の最後は誰にも訪れるものであり、そのときに後悔することがないよう日頃から考え準備しておくことが必要です。

日本人の死因を見てみると、1位が「がん」、2位が「心疾患」、3位が「脳血管疾患」となっており、全体の3分の2以上の方は何らかの病気が原因でなくなります。つまり、元気な状態から突然死亡するケースは少なく、ほとんどの方が医療を受けながら人生の最後を迎えます。

終末期医療は誰もが避けることができないものであり、自分や家族が終末期を迎えた場合には「延命治療を希望するのか、延命治療はおこなわず残りの人生を充実させて過ごすのか」を選択しなければなりません。

現代の高齢者が延命治療についてどのように思っているのかについては内閣府が意識調査をおこなっており、「病気が治る見込みがなく死が近づいたときに延命治療を受けたいか」という質問に対して9割以上の人が「自然にまかせて延命しないでほしい」と答えています。そのような点から終末期医療では延命治療は基本的におこなわず、心身の苦痛を取り除き残りの人生を充実して過ごせるような医療やケアが提供される傾向にあります。

終末期医療はなにをする?

では、終末期医療では具体的にどのようなサービスが提供されるのかを見ていきましょう。終末期医療のサービスは大きく分けると身体的ケア、精神的ケア、社会的ケアの3つに分けることが出来ます。

身体的ケア

終末期では病気の種類に関わらずほとんどのケースで身体的な痛みをともないます。終末期医療ではこのような痛みを緩和するために投薬治療をおこないます。若い方への治療では副作用を考慮し作用の弱い薬から処方されますが、終末期治療では痛みを抑えるために作用の強い薬が使われることもあります。

食事においては栄養バランスよりも本人の好みや嗜好を重視し、好きなものを食べてもらうようにします。食事がとれず経管栄養をしている場合は、本人が不快に感じることがないよう点滴などの別の方法への切り替えを検討します。

排泄・入浴については介助をしっかりおこない、衛生面を保つことで本人がストレスを感じることがないようにします。

 

精神的ケア

終末期の患者は死に対する恐怖や不安、残される家族への心配などで精神面バランスを崩しやすい状態にあります。スタッフや介護者はその点を理解し思いやりを持った対応をこころがける必要があります。

また、本人が落ち着いた気持ちで過ごせるよう、家族の写真や好みの花を飾ったり、好きな音楽をかけるなどリラックスできる空間作りをおこないます。

死を前にして心残りが大きくなることがないよう、24時間自由に面会できるようにするなど、家族や友人と一緒に過ごせる環境を整えることも大切です。

 

社会的ケア

1人の人が利用する医療費の約半分は亡くなる前の2ヶ月間に使用されると言われており、終末期医療では多くの費用がかかります。そのため、患者本人が「自分が生きていることで家族に迷惑をかけているのではないか」と思い悩むことも少なくありません。家計を担っていた人ほど、そのような思いにかられやすい傾向があります。

家族はしっかりとコミュニケーションを取り、本人にそのような思いをさせないようにしなければなりません。実際に費用に困っている場合にはソーシャルワーカーに相談し、医療保険の高額療養費制度など社会資源を利用して費用負担を軽減出来るようにします。

 

終末期医療は病院以外でも受けられる

終末期医療は病院で受けることが一般的でした。しかし、近年は看取りをおこなう介護施設や在宅医療を利用しながら自宅で過ごすケースも増えてきており、自分で終末期の過ごし方を選べるようになってきました。病院・介護施設・在宅それぞれのメリット・デメリットを知り、自分がどのような終末期を過ごしたいか考えてみましょう。

在宅での終末期医療

①在宅のメリット

  • 残された時間を家族と一緒に過ごせる。
  • 自宅のためリラックスでき本人の精神的・肉体的負担が少なくてすむ。
  • 病院に比べると費用を抑えられる

在宅のデメリット

  •  褥瘡ケアや食事、トイレなど家族の身体的負担が増える。場合によっては仕事を辞める、引っ越すなど大きな決断を必要とする。
  •  長期化すると家族に精神的な負担がかかる。
  • 容態が急変した場合にすぐに医師に見てもらうことが出来ない。

在宅は本人・家族ともに安らげる環境ではあるものの、家族の負担は確実に増加します。上手に在宅サービスを利用し、身体的・精神的負担を軽減できるかがポイントです。

 

介護施設での終末期医療

介護付き有料老人ホーム・介護老人保健施設・特別養護老人ホームといった介護スタッフが充実している介護施設では、看取りや終末期のケアを前提として入居を受け入れています。

①介護施設のメリット

  • 介護資格を持ったスタッフが日常生活の介護をおこなってくれる
  • 家族に介護の負担がなく、本人と向き合うことに集中できる
  • スタッフや他の利用者がいるため孤独や寂しさを感じにくい

②介護施設のデメリット

  • 個室だとしても自宅ほどリラックスは出来ない
  • 利用期間が不確かなため、経済的負担の心配がある

病院での終末期医療

病院のメリット

  • 医師や看護師が近くにおり、急変の場合でも速やかな医療対応が受けられる
  • 日常生活の介護は看護師や介護スタッフがおこなってくれる
  • 医療ソーシャルワーカーに社会資源の活用など経済的な負担を軽減する方法を相談できる

病院のデメリット

  • 入院費と治療費がかかるため経済的な負担が大きい。
  • 自宅と比べて自由度が低くプライバシーの確保が難しい

終末期医療を専門におこなう医療施設にホスピス(緩和ケア病棟)があります。病院における終末期医療と言うとホスピスを思い浮かべる人が多いと思いますが、ホスピスへの入院が認められているのはがん患者とエイズ患者のみです。看取りのみを目的としたホスピスへの入院はできないので注意しましょう。

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