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介護費用は親の口座から引き出してもいい?銀行での手続き方法も解説!

記事公開日:2020/10/13、


介護費用は親の口座から引き出してもいい?銀行での手続き方法も解説!

介護に関しては多くの人が悩むのがお金に関する問題です。親の資金で賄う方も多いと思いますが、最近は銀行での本人確認も厳しくなっており、誰でも通帳と印鑑を持って行けば出せるというわけではありません。当記事では介護費用の出金の仕方や注意点について解説します。

また、親の介護費用を巡って他の相続人とトラブルになるケースもあります。親の口座からお金を使うことによってトラブルにならない方法もあわせてご紹介します。

介護には日ごろから多くのお金がかかる

介護には多くのお金がかかります。その中には日常生活に必要なものも多いでしょう。普段の生活で必要な資金を親の口座から引き出しできないと、どんどん負担が大きくなってしまいます。
親の口座に資金があるのであれば、できるだけ親の口座からお金を引き出した方がよいでしょう。
次に親の銀行口座からお金を引き出す方法をご紹介します。

銀行でお金を引き出す方法

昔は通帳と印鑑さえあれば、誰でもお金を出すことができましたが、最近は本人確認が厳しくなっており、簡単には出金できないようになっています。
銀行でお金を引き出す際はどのようにすればよいのでしょうか。具体的な方法を解説します。

お金

キャッシュカードを渡しておいてもらう

もっとも気軽に親の口座からお金を引き出す方法はキャッシュカードを渡してもらい、暗唱番号も聞いておくことです。ATMであれば、親に直接銀行に行ってもらわなくても子どもが代わりにお金を出金することが可能です。

しかし、キャッシュカードで出金する際はあくまで、親の同意が必要であるということに注意が必要です。キャッシュカードを預かっているからといって自由にお金を出金していいというわけではありません。親の同意を得ずに自分で使うお金を出金した場合は窃盗罪になる恐れもあります。

あくまで、キャッシュカードを使って出金する場合も同意が必要であると言うことに注意しましょう。
また、キャッシュカードでは出金時の限度額が決められているので大金を出すことはできません。
このようなケースでは委任状を書いてもらうことが必要です。次に委任状について解説します。

委任状を書いてもらう

銀行の窓口で出金をする際には委任状を親に書いてもらう必要があります。委任状とはある行為を替わりに行うことを委任するための書類です。
委任状を提出することで、銀行も出金に応じてくれます。委任状に本人の署名や捺印を行うことで、親の口座から出金をすることが可能です。

委任状で出金する場合は出金額に上限はありませんので、普段の治療費や生活資金等でなく、有料老人ホームの入居一時金等、大きな金額でも出金することができます。

また、委任状は資金使途を決めて出金する必要がありませんので、当面の生活費としてある程度まとまったお金を出金しておいて、出金したお金を少しずつ使って行くことも可能です。

ただし、委任状は本人が署名・捺印を行う必要があります。親が高齢となり、判断能力が低下してしまった場合、委任状を書けないこともあるでしょう。そのような場合は成年後見人の申し立てを行うという方法もあります。次に成年後見人について解説します。

成年後見人となる

成年後見人とは判断能力が低下した親等の代わりに法律行為ができる制度です。
成年後見人は財産管理の代理権がありますので、銀行口座の出金だけでなく保有している不動産の売却等、財産に関するあらゆる法律行為を行う事が可能です。広い裁量権が与えられる代わりに、成年後見人となるためには複雑な手続きが必要となります。

まず、成年後見人には配偶者や四親等以内の親族や弁護士などの専門家しかなることができません。また、成年後見人となるためには家庭裁判所の審判を受ける必要があります。
成年後見人となることで、銀行の出金等、様々な手続きを行うことができる代わりに、成年後見人としてふさわしい人かどうかを慎重に判断されるのです。

また、成年後見人は成年後見人となったあとも裁判所への報告が必要となります。成年後見人は原則年1回成年後見人として行った後見事務の書類を作成、家庭裁判所に報告する必要があります。成年後見人は便利な面もある一方で、負担も大きい制度と言えるでしょう。

トラブルを避けるために行っておくべきこと

親の口座からお金を引き出すことで、他の相続人とトラブルになることもあります。トラブルを避けるためにどのような点に注意をすればよいのでしょうか。トラブルを避けるための具体的な方法についてご紹介します。

他の相続人とも事前に話し合っておく

トラブルを避けるために他の相続人と親の口座の利用について事前に話し合っておく必要があります。以前は一緒に暮らしていた兄弟でも離れて暮らし、別の家族を持つことで価値観はかなり違ってきていることも多いでしょう。そのため、相手もこう思っているはずだと決めつけるのは危険です。
例えば、自分は介護の一環として使っている費用でも相手からすると自分の生活費の一部を親のお金で払っていると取られるケースもあります。例えば、介護をする際に一緒に食事をする際の食費は誰が払うのでしょうか。

介護をしている側は介護をしているのだから食費くらいは出してもらって当然と考える人も多いでしょう。しかし、介護をしていない兄弟は介護の大変さをわかっていないこともあり、生活費を親のお金で払っていると考える人もいます。

このような認識の相違が発生するとトラブルのもとになってしまいますので、事前に何にどれくらいお金を使っていくかを話し合っておくことが重要です。

また、既にご説明の通り、出金の方法も複数ありますが、どの出金方法をとるかも事前に決めておくことで、他の相続人にも安心感を与えることができます。

治療費や入居費用など、何に使ったかを明確にしておく

お金を使ったあとにしっかりと記録を残しておくことも重要です。治療費や入居費用など、明確に必要なお金であったとしても銀行の出金記録だけが残されており、何に使ったかわからないような状態になっていると、兄弟が不信感を抱く可能性もあります。

受け取った領収書やレシートはしっかり保管しておき、いつ、何を購入したのかが明確にわかるようにしておくことでトラブルを避けることが可能です。

介護用に使う口座をまとめておく

介護用に使う口座が複数あると管理が複雑になってしまいます。介護用に使う口座は一つにまとめておいた方がよいでしょう。
介護用に使う口座は介護を受ける親の家の近くにもあり、自分の家の近くにもある銀行の方が良いでしょう。介護ではとりあえず手持ちのお金を出してからあとでお金を出すことも多くあります。
そのため、近くに窓口とATMがある銀行を利用したほうが便利です。

 

親の口座からお金を引き出す方法まとめ

介護の際に親のお金を出す方法を解説しました。介護には日常から多くのお金がかかるものです。介護費用は賄えるのであれば、親の口座から引き出した方がよいでしょう。

介護の際に親のお金を引き出すことに苦労をする方も多いはずです。出金する方法は様々ですが、それぞれにメリット・デメリットがありますので、家族とも話し合ってどのような方法で出金していくか決めておいた方がよいでしょう。

また、他の相続人とトラブルにならないように、事前によく話し合い、何に使ったかを明確に説明できるように記録しておくことも重要です。

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