無届けの老人ホームに注意!
記事公開日:2015/07/06、 最終更新日:2018/07/25
無届けの老人ホームに注意!
先日、年金が少ないことを嘆いて新幹線内で焼身自殺を図った事件がありました。
このような事件が起きるほどに超高齢社会を迎えた日本は様々な問題を抱えています。
年金の問題や高齢者介護の問題、独居老人の孤独の問題・・・。
もちろん、老人向けの介護施設やサービス付け住宅等に入居すればそのような生活上の問題などは解消されるのでしょう。
しかし、誰もが誰もそのようなところに住めるというわけではありません。年金の額が少なく、有料老人ホーム等に入れないという人もいます。
都会で暮らすのが難しくなった高齢者
特に東京都内では施設への入居費用が高いために有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅に入居する割合は高齢者のうちの68%までにとどまっているそうです。都内の人が神奈川や埼玉、千葉等に流出していくということも少なくないです。
都内を出れば付き13万円ほどでまかなえる高齢者住宅も見つけることができます。しかし、都内で長いこと暮らしていた人が顔見知りのいない土地に年取ってから移らなくてはいけないというのはきっと精神的にもストレスになるでしょう。また、移り住んでから友達や子どもたちが訪ねてくるということも少なくなるかもしれません。
無届けの老人介護施設も・・・
民間が運営している有料老人ホームは月額約22万円ほどです。また、入居の際には一時金としてある程度まとまったお金を用意しなくてはなりません。平均で500万円ほどと言われています。
年金にしか頼れない高齢者にとってはハードルが高い条件です。
行き場に困った老人の選択肢として浮上するのが無届け介護ハウスなどと呼ばれる介護施設です。
都内でも付き15万円ほどで生活できる施設があるそうです。
有料老人ホームとして運営の登録をしようとすると個室の整備や廊下の広さ、スプリンクラーの設置など細かい規定が義務付けられます。
それに対して無届け介護ハウスであれば設備の投資は必要ありませんから、安い費用で入居者を募集することができるのです。
無届けの介護施設には注意が必要
費用の安さは最近の高齢者の需要にかなっているかもしれません。しかし、安さの裏には必ず理由があります。介護施設としての基準を満たしていないため、車いすで移動するのが難しかったり、個室ではなかったり、防火設備が完璧ではないなどといった事情がある可能性も高いです。
また、スタッフも十分に配備されていないかもしれません。夜も常駐しているスタッフがいるかどうか、食事はちゃんとついているのかといったこともしっかり確認する必要がありそうです。
このような無届けの介護ハウスは把握されているだけでも全国に911ヶ所あるそうです。すべてがすべてずさんな経営をしているとは限りませんが、やむを得ず入所する際にはしっかりと下見するなど確認するようにしましょう。
施設を効率よく探すには?
入居先を値段だけ見て決めるのはとても危険です。パンフレットやWEBサイトにはいい情報ばかり載せていても実際に見てみると印象が違ったということもあります。老人ホームを正しく見極めながら探したいという方はこちらから無料で相談してみましょう。老人ホームに詳しいプロが一緒に見学をしてくれるので納得できるホームを見つけることができます。
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