肝炎について知ろう
記事公開日:2015/07/06、 最終更新日:2018/07/25
肝炎についての基本知識
肝炎は肝臓の細胞が炎症して肝細胞が壊されてしまう病気です。
アルコールやウイルス、自己免疫等が影響して肝炎になることがあります。特に日本国内で多いのがB型肝炎やC型肝炎といったウイルスによる感染です。
B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスに感染している人は日本では300万人から370万人ほどいると言われています。肝炎ウイルスに感染するのは40歳以上の人が9割以上です。しかし、最近はB型肝炎に感染する若い人も増えているとのことで注意が必要です。
肝炎ウイルスは病気の原因となりますが、検査をできるだけ早く受けて適切な治療をしていれば肝硬変症や肝がんといった深刻な病気になることもありません。最近は医療が発達しているのでウイルス性肝炎も治る病気になりました。
肝炎の症状
肝炎の感染源はなんであれ、症状はたいてい似たようなものになります。
症状の経過に従って大きく3つに分類されます。
突発的に発症した場合は一過性の急性肝炎。6ヶ月以上症状が続いている場合は慢性肝炎。急性肝炎のうち一週間から10日で死に至るのが劇症肝炎というものです。
急性肝炎の場合は潜伏期には特に症状が見られませんが、次第に風邪のような倦怠感や発熱、頭痛などがみられます。その症状が軽くなると次に黄疸があらわれます。
劇症肝炎は肝炎の患者のうち約1%に現れるという症状です。初期症状は急性肝炎と同じですが、黄疸が出てから症状がさらにひどくなり、意識障害も出てきます。合併症も引き起こされることがあり、救命を目的とした治療が行われる非常に危険な病気です。
検査を受けたほうがいい人
肝炎というのは治療で治すことができますが、発見が送れると非常に危険なものだということがわかったかと思います。
これまでウイルスの検査を受けたことがないのであれば感染しているかどうかをこれから検査したほうがいいかもしれません。
また、家族でB型肝炎やC型肝炎、肝がんの患者さんがいればご自身も感染している可能性がありますので検査を受けることを推奨します。
年に一度の健康診断の際に血液検査で肝機能検査の値に異常が見られた場合にも検査をおすすめします。
また、母子感染予防策が実施されていない昭和60年以前に生まれた方でこれまで検査を受けて来られなかったのでしたらこの機会にぜひ検査を受けてみてください。
輸血や大きな手術を受けたことがある方や刺青、タトゥー、医療機関以外でピアスの穴を開けたことがある方なども検査をおすすめします。
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