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認知症は何歳からなるのでしょうか

記事公開日:2015/07/06、 最終更新日:2019/11/08


認知症は何歳くらいからなるのでしょうか

高齢化社会をむかえ大きな社会的な問題となっているのが認知症高齢者の増加です。2012年時点の調査では国内の認知症高齢者数は462万人で、高齢者の約7人に1人が認知症と報告されています。今後は団塊の世代が後期高齢者となることで認知症高齢者はさらに増加し、2025年には高齢者の約5人に1人が認知症になると推測されています。

日本では2025年には3割、2060年には4割の方が高齢者となります。自分や家族が将来認知症になることを心配されている方も多いでしょう。ここでは認知症は何歳から発症するのかなど認知症について説明します。

 

認知症は何歳から発症するのか

認知症の方の多くは65歳以上の高齢者です。そう考えると65歳以上の高齢者になると認知症の可能性が高くなると言えるでしょう。では65歳以下の方には認知症は発症しないかというとそうではありません。

厚生労働省の調査によると平成21年時点での全国における65歳未満の認知症者数は3.78万人と推計されています。つまり、認知症は40代や50代の若い方でも発症する可能性があります。

研究によれば33歳以上では5歳きざみで認知症有病率が増える傾向があり、41歳~61歳という年齢でも発症する可能性があります。つまり、認知症の親の介護をされている方自身も認知症になるケースもありえます。

 

高齢者に多い認知症の種類と症状

認知症といっても実はいくつかの種類があり、種類によって症状は異なります。種類や症状の特徴を把握しておくと認知症の方を介護する際に役に立ちます。

①アルツハイマー型認知症

アルツハイマー型認知症は最も多いとされている認知症で女性に多いのが特徴です。脳にアミロイドβやタウと言われる特殊なタンパク質がたまり神経細胞が壊れることによって発症します。脳が萎縮しCTやMRI画像では脳の萎縮や大きくなった脳室が確認できます。

アルツハイマー型認知症の代表的な症状が記憶障害です。いわゆる物忘れのことで一般の方の物忘れと異なり、忘れていることを指摘されても思い出すことが出来ません。約束をしていても約束したこと自体を忘れてしまいます。

アルツハイマー型認知症になると判断能力も低下します。日常生活では料理の味付けが出来なくなったり、掃除やかたずけができず部屋が散らかってゴミだらけになることもあります。また、適切な服を選べず季節に合わない服を着ることがあります。

また、日付や場所など自分の状況が分からなくなる見当識障害があります。時計を見ても時間が把握できなくなったり、場所が分からなくなることで道に迷うことが増えます。ひどくなると自宅内のトイレの場所が分からなくなったり、トイレの前に行ってもドアが分からず失禁してしまうこともあります。

 
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②脳血管性認知症

脳血管性認知症はアルツハイマー型認知症についで多い認知症です。脳梗塞や脳出血など脳の病気から発症します。高齢者の多くには隠れ脳梗塞と言われる小さな脳梗塞がある場合が多く、脳梗塞や脳出血などの既往が無くても発症する場合があります。

脳血管性認知症は血管に起因する病気のため生活習慣病が大きく影響します。高血圧や糖尿病、喫煙、脂質異常症、心疾患などがある方は発症のリスクが高まります。女性よりも男性に多い認知症です。

脳血管性認知症の大きな特徴は「まだら認知症」です。脳血管性認知症は脳梗塞や脳出血を起こした部位に応じた局所的な症状が見られます。そのため、物忘れや計算が出来ない場合でも判断力やその方が長くおこなってきた専門知識などは保たれる場合があります。症状に波があり、ぼうっとしているときもあれば、意識がはっきりとして出来なかったことが出来るときもあります。

他には感情失禁という症状があります。感情のコントロールが難しくなりすぐに泣いたり怒ったりしてしまいます。日常会話で泣いてしまうこともありますし、機嫌が良さそうな時にも話しかけると怒られたりすることがあります。

 

③レビー小体型認知症

認知症の2割を占めると言われている男性に多い認知症で、男性患者数は女性の約2倍です。幻視や幻聴を特徴としており、レビー小体と言われる特殊なタンパク質が大脳や脳幹に集まることで発症します。

初期段階では物忘れよりも幻視が見られることが多く、「虫や蛇などが見える」「知らない人がいる」などと訴えます。また、パーキンソン病と間違われることも多いほど似たような症状が出ます。動作が緩慢になったり、筋肉がこわばったり、バランス能力が低下します。頭がはっきりしているときとそうでないときがあり、そのような症状を繰り返しながら病気は進行します。

 

若い人に発症する若年性認知症

認知症は40代や50代でも発症すると説明しました。40代や50代の若いうちに発症する認知症のことを若年性認知症と言います。働き盛りの年齢で発症するため本人だけでなく家族への影響も大きいです。仕事にも支障が出ることが多く仕事を辞めることによって経済的にも困難な状況になります。

子どもが小さい場合には心理的な影響が大きく将来の人生設計が変わることにもなります。また、何よりも社会全体や医療・介護の現場でも認識が充分ではなく周囲の理解が得られないことで本人や家族がつらい思いをすることは少なくありません。

若年性認知症を起こす病気は脳血管性認知症が40%、アルツハイマーが25%と多くなっています。脳血管性認知症は生活習慣病に起因するため、生活習慣が病気の発症に関係している場合もあります。

症状は他の認知症と基本的には同じですが若いため体力があります。情緒不安定なときは声が大きくなりますし、力も強いです。また、移動スピードが早いため迷ってしまったときはあっという間に遠くまで行ってしまうことがあります。そのため、家族などケアする方の負担は大きくなります。

 

このような症状には気をつけて 認知症の初期症状

認知症は早期発見・早期治療によって症状の進行を遅らせることが出来るようになってきました。認知症が疑われる症状がある場合にはすぐに医療機関にかかることが大事です。

気をつけて欲しい症状には

 物忘れが目立つようになった
 会話が合わず適当に話をあわせている
 話をすることが少なくなった
 趣味などへの興味が無くなった
 何でも無いことができなくなり、失敗が多くなった

などがあります。
チェックしてみて多くがあてはまる方は医師に相談してみると良いかも知れません。

 

認知症を発症させないためには

認知症を絶対に予防できる方法は残念ながらありません。しかし、認知症になりにくい方法は近年の研究で少しずつ分かってきています。

認知症を予防する方法は大きく分けると二つで、認知症になりにくい生活習慣を送ることと、認知症で低下しやすい能力をトレーニングによって鍛える方法です。

認知症になりにくい生活習慣では食習慣や運動習慣によって脳の状態を良好に保ちつつ、認知機能を重点的に使用するために人と多く触れ合うことが重要です。また、知的行動習慣として文章を書いたり読んだりすること、ゲームをすること、博物館に行くことなどが有効と言われています。

食事ではビタミンCやビタミンE、ベータカロチンが多く含まれる野菜や果物、DHAやEPAを含む魚、ポリフェノールを含む赤ワインなどが脳に良いとされています。運動ではウォーキングやジョギングといった週3日以上の有酸素運動を行なうようにすると良いでしょう。

認知症予防には睡眠も重要で毎日充分な睡眠時間を確保するのはもちろんのこと、30分未満の昼寝や起床後2時間以内に太陽の光を浴びることで認知症を予防できると言われています。

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