住宅改修・福祉用具に関するちょっとしたお話
記事公開日:2015/07/07、 最終更新日:2018/07/25
住宅改修・福祉用具に関するちょっとしたお話
入院していた高齢の家族の方が自宅に帰ることが決まりました。しかし入院する前と比べると歩く力や移動する力が落ちています。トイレに行く時もふらふらして不安です。お風呂の浴槽さえ自分一人ではまたぐことができません。こんな時、どうしますか。
そんな不安を解消し自宅で安心に暮らせるため住宅改修や福祉用具といったものがあります。
住宅改修はどのように進めるの
退院が決まって住宅改修をするようになりました。そこでまずは誰に相談するのか。それは、入院時、担当していたリハビリの先生あるいは、担当のケアマネージャーさんに相談します。介護保険を持っていらっしゃらない方は申請してください。
相談後、退院する前に必ず、患者さんは家族、リハビリの先生、ケアマネージャーさん、そしてケアマネージャーさんが信頼する福祉用具もしくは住宅改修の専門家の人と一緒に自宅に行きます。そして実際に日常生活が送れるかをチームで考えていきます。チームが同じ場所で考えることでリアルタイムに情報交換ができ住宅改修もスムーズに行えます。
ここで大事なことがあります。まず実際の生活で行う日常生活をその場所に行って患者さん自身にしてもらうことです。実際にその行為をやってもらうことで、どこまでできてどこからできないかを分析することができるからです。
いよいよ退院です。できれば退院前には住宅改修が終わっておくのが理想ですが、最近では入院期間が短縮され、なかなかそうはいかないのが現状です。
あまりお勧めしないこと
知り合いの大工さんに住宅改修をしてもらうことはあまりお勧めできません。知り合い方のほうが信頼があり、安価で改修してもらうことができるかもしれませんが、廊下の手すりの高さが高すぎたり、手すりの固定が適当だったりすることがあります。
一度住宅改修するとなかなかやり直しがききません。慎重に行いましょう。
便利な手すりや福祉用具
日々手すりや福祉用具も進化しており、手すりにおいては突っ張り棒のような工事を必要としない手すりもあります。また、ポータブルトイレにおいても便や尿をいちいち出し入れしなくてもいいものもありますのでケアマネージャーさんに一度相談してみましょう。
まとめ
在宅での生活をよりよくするためには、介護をする方、介護をしてもらう方、両方が幸せにならないとなりません。どうしても自分よがりで物事を考えがちになりますが、一緒に住む方の幸せを考えてあげてください。
施設を効率よく探すには?
自宅に手すりを設置したり段差をなくしたりするバリアフリー化のリフォームをするには大掛かりな工事が必要です。自宅で住み続けるよりも老人ホームに移ったほうがいいと思ったらこちらから無料で相談してみましょう。自宅で生活するよりものびのびと元気に過ごされる入居者が最近は増えているようです。
人気記事
老人ホーム探しはおまかせください
お住まい相談員がピッタリの老人ホームをご提案
09:00~18:00
(年中無休)
老人ホーム探しは、わたしたちにおまかせください!
相談無料!
全国対応!
相談無料!
全国対応!