年金制度には頼れない?老後破産の恐怖
記事公開日:2015/07/08、 最終更新日:2018/07/25
年金制度で生活できない貧困層の問題
年金制度に絶望し、新幹線内での焼身自殺をはかった事件が日本中を驚かせました。
事件の容疑者は35年間年金を払い続けたが生活は苦しいということに腹をたててこのような犯行に及んだと見られています。
このように年金制度が行き詰まりを見せていることで高齢者の犯罪が増加しているのではないかと見る向きもあります。
「キレる若者」や「キレる17歳」といった言葉はもはや死語となりました。最近では「キレる高齢者」が増えていると言われています。
もちろん、貧困=犯罪と単純に結びつけることはできません。むしろ貧困は自殺との結びつきのほうがより強いのではないかとも言われています。
今回の事件は年金制度が生み出した事件の一つとも言えますが、事件にもならずひっそりと孤独死や自殺していくお年寄りのほうがずっと多いとも言われています。
老後破産の問題
「定年を迎えたら悠々自適に余生を過ごすんだ」となんの疑問を持たずに考えているサラリーマンは多いと思います。
しかし、そのような当たり前の想像がいまや当たり前ではないと言われています。
高齢者の多くが年金だけでは生活できず、生活保護に頼ってそれでもやっと生活していけるという状態だそうです。
特に中流家庭の人ほどこのような老後破産になる可能性が高いと言われています。給与だけでは老後の資産に回せる貯蓄が見込めないというのです。
特に男性は中年期を迎えてから収入が減額する人が多いです。
今後景気が回復する見込みもなく、老後の資金はますます厳しくなることが予想されます。
老後破産を防ぐため
老後破産に陥るのに防ぐためのポイントとしては
・住宅ローンは退職までに払い終える計画をたてる
・退職までに老後に必要な資金を貯蓄する
・老後は年金と貯蓄で生活できるようにする
の3つがあげられます。
この3つをクリアした上で子どもの養育費や生活費などを考えていくように心がけるのがポイントです。
では、肝心な老後の資金はどれくらい必要なのでしょうか。
公的年金を受けながら、老後の生活に必要なお金は平均で1500万~4500万ほどと言われています。単身者で1500万、夫婦ふたりで4500万と考えておけばいいでしょう。
この金額を貯めようと思ったら40歳の時点で1000万近く貯蓄しておく必要があります。
安定した老後のために
悠々自適なシニアライフを送るのは誰にとっても理想的な人生です。しかし、老後に何が起こるかわかりません。病気や怪我になって医療費が高額になる可能性もあります。高齢者を狙った詐欺の被害にあうかもわかりません。
何かが起こった時にお金があるのに越したことはありません。今のうちから準備をはじめても決して遅くはないでしょう。
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