認知症サポーターについて
記事公開日:2015/07/13、 最終更新日:2018/07/24
認知症サポーターって知っていますか?
認知症サポーターについてご存知でしょうか。
認知症サポーターとは特定非営利活動法人「地域ケア政策ネットワーク全国キャラバンメイト連絡会」が実施している認知症サポーターキャラバン養成講座を受講し、修了した人に与えられる名称です。
現在、認知症サポーターは全国に約540万人いて、地域の認知症の方を見守りするなど活躍しています。
どんなことをしているの?
認知症サポーターにはなにか義務でやらなくてはならないことがあるというわけではありません。
サポーターとは認知症を正しく理解し、認知症患者本人や家族の良き理解者であるというしるしです。ですから、自分の出来る範囲でのことをしていればそれがサポーターの活動です。
特に仕事上、認知症の方や認知症の家族がいる方と接する機会が多い人はサポーターとしての働きをすることが多いかもしれません。しかし、そんな人でも特別なことをしているわけではなく、「何か困っていることはありませんか?」と声掛けするだけでも十分サポーターとしての役割を果たしているのです。
サポーターになる人は必ずしも福祉や介護の仕事をしている人とは限りません。地域活性のためのリーダーや公的サービスの担い手、システムの担い手として認知症サポーターになる人もいますし、純粋に興味を持った人や認知症の方の手助けをしたいと思ってサポーターになる人もいます。
街を歩いている時、買い物をしている時などに困っている認知症の方がいたら声をかけてあげたり、スタッフを呼んできてあげたり。そういったごく簡単なことをするのが認知症サポーターの仕事です。また、隣近所に住んでいる認知症の方やご家族の方の手助けになるように努めるのもサポーターの役割といっていいでしょう。
認知症サポーターになるためには
認知症サポーターになろうと思ったら「認知症サポーター養成講座」を受講する必要があります。これで認知症サポーターになることができます。
修了証のかわりとして「認知症の人を応援します」という証のオレンジリングが与えられます。
温かい印象を与えるオレンジリングは「手助けします」という意思の現れとも言えます。
また、店舗等で認知症サポーターのスタッフがいるお店にはステッカーが配布されます。認知症の人でも安心して利用できるお店としてアピールすることができます。
認知症サポーター養成講座
認知症サポーター養成講座は都道府県や市区町村の認知症対策窓口や高齢者支援を担当している窓口で開催の希望を受付しています。
10人以上の参加者を集められれば開催可能です。また、受講料は無料です。
テキストを使用して一時間から一時間半くらい講座が開かれます。
講師はキャラバンメイトといって研修を受講した医療従事者や介護従事者、民生委員などといった専門家が行います。こちらは基本的にはボランティアで成り立っています。
施設を効率よく探すには?
認知症の方の症状に適切な対応をしてくれる老人ホームを探したい場合にはこちらから無料で相談してみましょう。認知症ケアに特化した老人ホームをプロが選んで紹介してくれます。
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