最近増えてる「老犬介護施設」とは
記事公開日:2015/07/13、 最終更新日:2018/02/21
老犬介護施設って知ってる?
最近、日本の各地に「老犬介護施設」が増えてきています。
人だけでなく、犬も介護の必要が出てきたというわけです。
このような老犬介護施設は特に首都圏で増加しています。年取った犬の世話ができなくなって介護施設にあずけて世話してもらうのです。
飼い主が高齢化のため、散歩に連れていけなくなってこういった施設に預けるというケースも多いそうです。あるいは飼い主が亡くなったという場合もあります。
犬を飼い続けるのが難しくなった。でも殺処分はしたくない。そういった場合に老犬介護施設が犬を生涯にわたって面倒みてくれます。
犬の介護疲れ
最近では犬の介護疲れという言葉も聞かれるようになっているそうです。
人間と同じように、老犬の介護は実はとても大変なのです。老犬になると金銭的にも精神的にも世話する負担が大きくなります。
人の介護と同じようにずっとつきっきりで面倒をみていないといけなかったりするのです。夜鳴きがひどく、夜起こされたり、ご飯を食べた後に騒いだりと大変なようです。
老犬介護施設の是非
もちろん、こういったペットを他人に預けて面倒をみてもらうというのには否定的な意見もあります。
しかし、どうしても仕事で面倒みてあげられなかったり、死に際に孤独にさせてしまったりといったことが可哀想で、それならと施設に預ける人が増えているそうなのです。
昔はこのように世話ができなくなった場合には保健所に引き渡すことが一般的でした。しかし、動物愛護管理法が改正され、保健所ではそういった引取を行わないことになったのです。
どんなことをしてくれるの?
老犬介護施設では獣医師が適切に処方した薬を餌にまぜて与えたり、歯が弱った犬でも食べられる食事を与えたりときちんとケアをしてくれます。
夜鳴きが激しかったり、人間の認知症のような症状が見られるようになった犬も施設なら近所迷惑になることがありません。
飼い主は定期的に施設を訪れ、愛犬の様子を見て触れ合うことができます。
悪徳業者も存在
ペットを施設に預ける際には信頼できる業者かどうかしっかり見極める必要があります。
過去にはとあるNPO団体が刑事告発された事件もありました。
その団体ではお金をもらってペットを引き取っていましたが飼い主がペットの返還を求めたり、面会を求めたりしてもすべて拒否していたそうです。引き取った犬たちは駐車場や自宅に放置されていたり、保健所に連れて行かれたりしていたそうです。
このような悪徳業者に愛犬を引き取られることがないように、どんな施設なのか見学して確認してから決めることをおすすめします。
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