認知症のチェックリスト
記事公開日:2015/07/14、 最終更新日:2018/07/24
認知症早期発見につながるチェックリスト
認知症の進行を少しでも押しとどめるためには早期発見が何より大切です。
東京都足立区では「介護予防チェックリスト」を区内の65歳以上でまだ要支援・要介護認定を受けてない人全てに無料配布を行っています。
このチェックリストは7月8日から配布がスタートしています。区内にいる約130000人の高齢者に向けて配布しており、回答から適切な治療やケアを紹介するというフィードバックまで行います。
結果アドバイス票を参考に
このチェックリストの配布は足立区が毎年行っているものです。チェックリストをもらった高齢者は区役所にリストを返信します。区は返信があった高齢者に対して9月中旬頃に結果アドバイス票を発送します。
また、返信がなかった場合には認知症の疑いがあると判断されて、認知症専門員が直接自宅に訪問します。このようにこまめな対応をすることで認知症の早期発見を目指します。
都心でも高齢者は増えている
このように足立区が認知症の早期発見に力を入れているのは、区内でも高齢者の人口が増えてきているためです。足立区で65歳以上の高齢者は約160000人。区民の4人に1人が高齢者という割合です。
足立区のほかでも、東京都内では地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターの知見を活用し、「自分でできる認知症の気づきチェックリスト」を作成しています。
このチェックリストは認知症のパンフレットに掲載されており、都内の医療関係団体や機関、役所等で配布されています。
チェック項目
自分でできる認知症の気付きチェックリストの項目は全部で10です。「まったくない」「ときどきある」「頻繁にある」「いつもそうだ」のなかから当てはまるものに◯をし、その点数から認知症かどうかを判別します。
チェック1・財布や鍵など物をおいた場所がわからなくなることがありますか
チェック2・5分前に聞いた話を思い出せないことがありますか
チェック3・周りの人から「いつも同じことを聞いてくる」ともの忘れを指摘されることがありますか
チェック4・今日が何月何日かわからない時がありますか
チェック5・言おうとしている言葉がすぐに出てこないということがありますか
チェック6・財布の出し入れや家賃の振込、公共料金の支払い等は自分でできますか
チェック7・1人で買い物に行けますか
チェック8・バスや電車、自家用車などで自分一人で出かけることができますか
チェック9・自分で掃除機や箒を使って掃除をすることができますか
チェック10・電話番号を調べて電話をかけることができますか
これらの項目をチェックし、合計点が20点以上になったら認知症の疑いがあります。かかりつけの医師やお近くの窓口等に相談することをおすすめします。
施設を効率よく探すには?
認知症かな?と疑いを持ったらそろそろ老人ホームを探し始めたほうがいいかもしれません。症状が進行してからだと取り返しのつかない事故やトラブルが起きる可能性があります。認知症の高齢者にしっかりと対応してくれるホームを探したい方はこちらから無料で相談してみましょう。
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