全国各地のお住まい相談員が、あなたをお手伝いします!

老人ホームの検索・紹介・入居相談なら【ウチシルベ】

  • 小さいサイズ
  • 大きいサイズ

ご相談から入居まで、お住まい相談員が
老人ホーム探しを無料でサポート

ご相談・お問い合わせはこちら

0120-253-347

受付時間 9:00~18:00(年中無休)

機能訓練とは

記事公開日:2015/07/14、 最終更新日:2019/03/25


機能訓練とは

機能訓練とはリハビリとも呼ばれるものです。病気や怪我、老化のために衰えた機能を回復するために行う運動療法などの訓練です。

 

高齢者のための機能訓練としてはベッドから車いすに移乗する際の立位保持や歩行等の訓練を行うことが多いです。

 

機能訓練の基本的な考え方

リハビリを行うための医療機関や高齢者施設もあれば生活することや、身体を休めることが中心の施設もあります。その施設によってリハビリのあり方が異なります。

 

例えば特養ではあくまで生活することが優先です。特養に入所している人は基本的に非活動的な時間を過ごしています。こんな生活の中で短時間だけの機能訓練をしてもあまり効果は期待できません。

こういった場合には日常生活のなかでできるだけ活動的な生活をまず送ることを目標とします。その上で機能訓練を積み上げていくというのが理想的です。

>関連:なぜウチシルベは無料で老人ホームを探してくれるの?
 

どんな機能訓練がいいのか

機能訓練をしたくても、まずどんなことから始めたらいいのかわからないという人も多いです。

機能訓練においては今できていることを繰り返したところで意味はありません。

現状の能力よりもほんのすこし上のレベルの訓練を行うのがベストと言えるでしょう。

例えば介助を必要としてかろうじて歩ける状態であるならば平行棒内でしっかりつかまりながら自力で歩けるようにする訓練が必要です。

もちろん、訓練中は近くに介助者がいてくれて、なにかあった時にはすぐに助けてもらえるようにしておく必要があります。

このような訓練を最低でも週に2回はする必要があります。

 

虚弱高齢者の場合

身体が弱っている高齢者の場合にはこのような少し上のレベルの負荷でもきつい場合があります。

そのような場合には楽にできることを反復して行う訓練で筋肉や神経、関節を鍛えることがおすすめです。

特に訓練に対する意欲が低い人にはこのような方法がいいかもしれません。

こういった訓練の場合には週二回よりも頻度を増やしたほうが効果的です。

ただし、注意点としては、繰り返しの訓練は無味乾燥になりがちです。ですから、本人の身体の動きに対して声をかけたり、数を数えてあげるなど介助者が工夫してあげる必要があります。

 

機能訓練の注意点

他にも機能訓練をする上で注意する点がいくつかあります。

例えば、動作の際に痛みがないかどうかということです。

訓練を行うことで痛みが酷くなったり、新しく別の箇所が痛み出すということもあります。こういったことを介助者は見落とさないように注意する必要があります。

また、リスクマネジメントや適切なプログラムの選択なども機能訓練を行う場合の注意点といえます。

 

機能訓練指導員はどんな役割

 

特養の職員配置規定の中に、1施設につき最低1名の機能訓練指導員を配置することが明記されています。彼らは理学療法士やあん摩マッサージ指圧師等の資格を持ち、入居者の身体機能の維持や向上を仕事としています。特養は生活の場ですので、身体機能を積極的に向上させるということではないのですが、1人の入居者が概ね週に2回程度、機能訓練指導員のマッサージを受けたり、平行棒等を使用して歩行訓練を受けたりしています。入居者の方からは「リハビリの先生」等と呼ばれています。

 

生活のなかでできることを増やそう

 

たとえばトイレにて、自分で歩いてトイレを1人で済ませられる人、介助バーに掴まり立ちしてズボンの上げ下ろしは介助が必要な人など、特養に入居する方の日常生活動作は様々です。入居者それぞれに立てられている介護計画とは別に、3か月に1回程度、機能訓練指導員は機能訓練計画書を作成します。その計画書には介護職等の他職種や入居者本人、あるいはその家族の意向も反映させます。その様にして作成された計画書に基づいて、いわゆるリハビリを行います。週2回程度のリハビリの他、例えば食事の時に車椅子から椅子に座り替える時に入居者自身の力でテーブルに掴まって立ち上がる等、日常生活の中で介護職でもお手伝いできるようなリハビリもあります。この様なリハビリを生活リハビリと呼び、身体機能の維持を目的としています。多くの場合は機能訓練指導員の指示に基づいて介護職が行います。

>関連:なぜウチシルベは無料で老人ホームを探してくれるの?
 

最期を迎えるための機能訓練も

 

最近、「自然な死」とか「緩和ケア」という言葉をよく耳にします。亡くなる前の医療の介入が苦しさを増大させるであろうという考えから、症状の改善よりも苦しさを取り除く方向にシフトしているわけです。人間が老衰で亡くなる場合、まず食事が摂れなくなります。生きていく為のエネルギーが必要なくなり、食欲がなくなります。そして飲み込む力が弱くなり、いずれは水分も飲み込めなくなります。この段階では、飲み込みやすい姿勢を機能訓練指導員が介護職に指導し、体力の限界まで食べることを支援します。ここまでくると自分で体を動かせないので、床ずれ防止の為、最低でも2時間に1回は体の向きを変える等の介助を行いますが、この動かされる行為も苦痛を感じるそうです。人間は食事が摂れなくなってから、おおむね1週間程生きていられますが、状態の低下によって安楽な姿勢は刻一刻と変化します。一般的には膝を軽く曲げて、10度くらい上体を起こして、体が捻じれない様に、布団に接する体の面の圧力を均等にするのが安楽な姿勢といわれていますが、入居者によっては麻痺等によって体が固まってしまっていたりするので、クッション等を挟んで姿勢を保持できる様にします。そうした一連の過程の中で安楽な姿勢を、状態の変化に応じて適宜、機能訓練指導員が中心になって関係職種全員で考え、最期の時まで苦しさを取り除けるように支援していくのです。

介護施設で行う機能訓練のメニューについて

介護施設では機能訓練は日々行っています。しかし、機能訓練と一概にいっても様々な種類があります。介護施設で行う機能訓練はどのようなメニューがあるのでしょうか。

 

①リハビリ専門職が行う機能訓練

介護施設によっては理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの専門職が配置されていることがあります。そういった専門職が行うリハビリは、立てない人が立てるようになったり、歩けない人が歩けるようになる、話せない人が話せるようになるなど機能回復を目的としたリハビリが多いです。

その為、より専門的なリハビリのメニューを実施しています。体の構造を理解した上での、起き上がり訓練、歩行訓練などを実施していきます。

また、作業療法士であれば一緒に物つくりをすることもあります。
>関連:なぜウチシルベは無料で老人ホームを探してくれるの?
 

②介護士が行うリハビリメニュー

介護士が行う機能訓練は、特養などでよく見られます。介護士が行う機能訓練は日常生活機能訓練が最も多く、トイレに行く際に立つ練習、お風呂に入る際に浴槽をまたぐ練習など、生活動作に密着した機能訓練を行っています。

介助をすれば早いのですが、高齢者自身にやってもらうことによって、その動作を維持できる効果があり、リハビリ専門職が行う向上が目的ではなく、主に維持が目的となります。

 

③遊びを取り入れた機能訓練

介護施設はあくまでも生活の場ですので、楽しみながらできる機能訓練を取り入れているところもあります。レクリエーションを通して機能訓練を行うのです。

これは、認知症の方に特に効果があり、遊びながら行うことによって体はもちろんですが、心にも良いリハビリになります。

遊びながら行う機能訓練は集団で行うことができますので、高齢者同士の輪を広げたり、機能訓練以外にも様々なメリットがあります。

メニューとしては、簡単な物つくりや、ボール投げなど様々なものを実施しています。実施者は主に介護食が行うことが多く、レクリエーションを通した機能訓練を実施しています。

老人ホームにおける機能訓練

入居者の身体機能や心身機能の低下を防いで維持できるように、機能訓練指導員のもと運動や機能訓練が行われます。

 

機能訓練はなぜ必要なのか

高齢者は何もしなければ身体機能はどんどん低下していきます。今ある身体機能を維持することで、出来る事は自分で行い、日常を活気のある自立した生活にするために必要となります。健康で元気に過ごすための体力や免疫力の維持も大切になります。足の筋力を維持することで、筋力低下による転倒防止にもつながります。

機能訓練にはどのようなものがあるのか

エアロバイクや滑車のようなマシンを使った運動や、平行棒を使った歩行練習があります。ベッド上での機能訓練のマッサージを受けることもあります。他にもダンスや音楽、ゲームなどのレクリエーションもあります。レクリエーションは認知症の予防にもなります。人とのコミュニケーションをとることで脳や心身機能を活性化することができます。機能訓練には機能訓練指導員の資格を持った理学療法士や作業療法士、看護師が対応しますが、介護士などが補助にあたることもあります。個々のレベルに合わせて必要な機能訓練が行われます。

>関連:なぜウチシルベは無料で老人ホームを探してくれるの?
 

老人ホームでの機能訓練

機能訓練室が設けてあります。マシンを揃えている施設やレクリエーションに力を入れている施設などそれぞれの特色があります。施設によっては機能訓練を行う体制が万全ではないところもあるでしょう。それぞれの体制でより効果的な機能訓練が行われるような方法を考える必要があります。機能訓練の時間だけでなく、日常的に継続して行えるような事を取り入れてみるのもいいのでと考えます。

朝と午後にレクリエーションの時間をつくり、朝は軽めの体操や今日がいつであるかの確認、新聞やテレビのニュースの話題や季節的な事など興味を持っていただけるような話をしてコミュニケーションをとるようにしたり、午後からは音楽を流してリズムに合わせた体操や施設内を歩いてみるのもいいのではないでしょうか。施設の状況により難しいこともありますが、何か出来る事がないかと考える事が大切ではないでしょうか。

 

施設を効率よく探すには?

機能訓練をしてくれる老人ホームを探したい場合にはこちらから無料で相談してみましょう。認知症や寝たきり予防をして欲しい、レクリエーションが充実した施設がいいといった希望も伝えてみましょう。ニーズに合った老人ホームを紹介してくれます。

老人ホーム探しはおまかせください

プロに施設探しを相談する

お住まい相談員がピッタリの老人ホームをご提案

0120-253-347

全国に拠点あり!相談・見学すべて無料!

0120-253-347
受付時間
09:00~18:00
(年中無休)
店舗数業界有数

老人ホーム探しは、わたしたちにおまかせください!

0120-253-34

相談無料!

全国対応!

0120-253-34

相談無料!

全国対応!