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老人性認知症にも効果的?肉食の習慣

記事公開日:2015/07/21、 最終更新日:2018/07/24


老人性認知症にも効果的?肉食の習慣

お肉好きの高齢者が増えています

高齢者というと食が細くなり、噛む力もなくなってくるので肉をあまり好まないというイメージがあります。

しかし、最近の高齢者は若々しく、肉を好んで食べる人も多いのだそうです。

高齢者だけでなく、全年齢的に10年前と比べると肉類の摂取量が増えているということがわかっています。20代では一日100グラムが平均だったのが最近は一日120グラムが平均となっています。

60代は一日90グラムの摂取量で70代は60グラム以上平均で摂取しているそうです。

 

このように全年齢で肉の摂取量が増えているのは日本の食習慣が欧米に近くなってきていることがわかります。

また、最近の60代はバブルを経験している世代です。食経験が豊かでブランドの牛肉なども食べ慣れている人が多いです。そういった人は普段の生活にごく当たり前に肉を食べる習慣を取り入れています。

また、70代の方も元気な人が多く、昔は高価で憧れだった肉を思う存分食べられるようになったことに喜びを感じているようです。

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高齢者の肉食習慣

高齢者にとって肉を食べるのは健康面で大きな意味があります。

高齢になってくると食が細くなり、低栄養状態に陥ることもあります。

こうした栄養不足が続くと抵抗力が弱まり、様々な病気の危険にさらされることになります。

認知機能の低下も身体が弱ってくることが原因として考えられています。

お肉をしっかり食べることで良質なたんぱく質を摂取することができます。また、脂肪を燃焼させてエネルギー源とするカルニチンや幸福感をもたらすアナンダマイド、鬱に効果的と言われるトリプトファンといった成分を摂取できます。

70歳以上の高齢者が一日に摂るタンパク質の量としては男性で60グラム、女性で50グラムが適切と言われています。薄切り肉3枚程度のタンパク質です。

これに加えてしっかり野菜もバランスよくとることで身体機能の低下を防ぐことができると考えられます。

さらに、食べるだけでなく適度な運動をとりいれることで要介護の危険性を防ぐことができるでしょう。

 

食を楽しむことが何より大切

何よりも大切なのは日々の食を楽しむことです。

高齢になると日常生活に起伏がなくなり、淡白になりがちです。食事に対するこだわりがなくなる人も多いです。

食を楽しむことで毎日が活気付き、生きがいになっていきます。人に囲まれて賑やかに食事をとることが活気ある生活につながっていきます。

施設を効率よく探すには?

最近の高齢者はお肉を好む人も増えています。毎日の食事を楽しみにしたい方はこちらから無料相談可能です。お肉や魚など好きなものを選べるホームなどもあります。好き嫌いや好みがある高齢者の相談にも対応してもらえますよ。

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