ユニット型特別養護老人ホーム
記事公開日:2015/07/22、 最終更新日:2018/07/24
特別養護老人ホーム(特養と省略されます)とは
特別養護老人ホームは、要介護1から5の認定を受けた65歳以上の方を対象としており、身体上または精神上著しい障害により、常に介護が必要な状態で、居宅において適切な介護を受けることが困難な方が入所する施設です。
事業主体は、地方公共団体や社会福祉法人で、入所は入所検討委員会が決定します。入居検討委員会は、市区町村によって異なり、市役所、入所を希望する施設、地域包括委員会などに設置されています。
ユニット型特別養護老人ホームとは
特別養護老人ホームは「従来型」と「ユニット型」に分類されます。以前は相部屋の「従来型」だけでしたが、2001年に「ユニット型」が誕生し、以前からある相部屋の施設は「従来型」と分類されました。ユニット型特養は、新型特養とも呼ばれます。2001年以降に新設される施設の設置基準は、個室であることとなっています。
ユニット型と従来型の違い
ユニット型 | 従来型 | |
基本方針の考え方 | 入所者に対し、健全な入浴、排泄、食事等の介護、相談及び援助、社会生活上の療養上の世話を行う。
入所者がその有する自立的な日常生活を営むことができるようにする。 (厚生労働省の方針より。一部省略しています。) |
|
入居前の自宅での生活と入居後の生活が連続するように支援すること。
従来型施設と比べて、より住まいや暮らしを意識した制度になっている。 |
入浴、排泄、食事等の介護等をすることが中心。 | |
言葉の違い | 入居 | 入所 |
居室 | 個室 | 多床室(定員4人以下) |
居室広さ(床面積) | 13.2平方メートル以上 | 1人当たり10.65平方メートル以上 |
共用部分 | 居室(個室)と隣接した共同生活室(キッチンなど)を1ユニットとする
1ユニット10人以下 |
大きな食堂 |
トイレと洗面室 | 居室毎あるいは1ユニットごと | 階ごと |
職員の配置 | およそ利用者2名に対して1名の職員
1ユニット10名に最低1名 |
およそ利用者2.2名に対して1名の職員 |
入所(入居)条件 | 要介護度1以上の認定を受けた方。
介護度が重い、また経済的に在宅での生活が困難な人から優先して入所出来るようになっています。 |
|
概算月額費用 | 10万~15万円 | 7万~10万円 |
メリットとデメリット | ・個人のプライバシーが確保されます。
・一人ひとりの状況に合わせた介護ケアを行なうことができます。 ・個室のため、家族が訪問しやすくなります。 ・施設内感染リスクが軽減されます。 ・サービス利用料が高いです。 ・居住者間でトラブルが起こったときなどには、問題が生じることがあります。 |
ケアのしやすさに主眼をおかれており、プライバシーの確保は難しい。
・サービス利用料が低いです(1ヶ月数万円程度)。 |
施設を効率よく探すには?
特養が空くまでの間入れる老人ホームを探したいというご相談もこちらから無料相談可能です。短期間で入れる老人ホームや特養が空くまでの間入れる老人ホームを紹介してもらえます。
人気記事
老人ホーム探しはおまかせください
お住まい相談員がピッタリの老人ホームをご提案
09:00~18:00
(年中無休)
老人ホーム探しは、わたしたちにおまかせください!
相談無料!
全国対応!
相談無料!
全国対応!