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認知症に関する資格 認知症ケア専門士

記事公開日:2015/07/27、 最終更新日:2019/03/26


認知症に関する資格 認知症ケア専門士

「認知症ケア専門士」は、認知症ケアに対する優れた学識と高度な技能および倫理観を備えた専門技術士を養成し、わが国における認知症ケア技術の向上ならびに保健・福祉に貢献することを目的として設立された資格です。

認知症ケア専門士になるには、認知症ケア専門士認定試験の一次試験と二次試験を合格する必要があります。

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認知症ケア専門士制度とは

認知症ケア専門士は、一般社団法人日本認知症ケア学会が主催する民間の資格です。

学会の定義によると、「認知症ケアに対する優れた学識と高度の技能、および倫理観を備えた専門技術士を養成し, わが国における認知症ケア技術の向上ならびに保健・福祉に貢献することを目的」とする資格とされています。

有資格者は現在約4万人です。

認知症ケア専門士の仕事内容について

認知症ケア専門士の業務内容は、介護から相談業務にまで及びますが、特定資格などのように介護支援専門員だとケアマネジメント業務、社会福祉士だと相談業務、介護福祉士だと介護業務といった明確な区分けはありません。

あくまで、ケアマネジャーや介護福祉士などのサブ的資格と考えることができます。
しかし、認知症ケア専門士資格の学習内容は、認知症については、介護支援専門員試験や社会福祉士試験・介護福祉士試験の中でも詳しさが群を抜いており、

介護支援専門員・社会福祉士・介護福祉士をもたれている方でも、

認知症ケア専門士の学習をすれば認知症についての知識の幅が大きく広がることは間違いありません。

資格取得には、認知症ケアに対する優れた学識と高度の技能が必要不可欠なのです。

 

キャリアアップを目指す人におすすめ

これまで介護福祉業界で働いてきて、そろそろキャリアアップを考えたい、仕事の幅を広げたいと考えている人に認知症ケア専門士の資格取得をおすすめします。

認知症ケア専門士は多くの介護の資格と異なり、認知症ケア従事期間が一定期間ないと試験を受けることができない資格です。

具体的に言うと過去10年の間に3年以上の認知症ケア実務経験を有する人が試験を受ける資格を有します。継続勤務である必要はありませんが、施設や団体、機関等で認知症ケアに携わっている経歴が必要です。

認知症ケア専門士になるには

一般社団法人日本認知症ケア学会が行う認定試験に合格します。

認知症ケア専門士試験は、筆記試験の一次試験と、面接と論述の二次試験があります。一次試験に合格した者が二次試験に進むことができます。合格率は40~50%で、毎年4000人程度が合格しています。

一次試験は、1分野ずつ受験することができ、合格した分野は5年間有効です。

 

試験に合格し、認知症ケア専門士と認定後も、5年ごとに更新の必要があります。5年間で必要な単位(30単位)を取得することで資格を更新できます。

さらに、経験を積むことで、認知症ケア上級専門士になることができる制度があります。

求められる経歴

実務経験として認められる主な施設や事業所等として当てはまる施設は

・地域包括支援センター

・訪問リハビリテーション

・介護老人保健施設

・デイケア

・特別養護老人ホーム

・通所介護

・介護老人福祉施設

・ショートステイ

・老人性認知症疾患病棟

・通所リハビリテーション

・介護療養型医療施設

・グループホーム

・認知症センター

・居宅介護支援

・訪問介護

・介護付き有料老人ホーム

・訪問看護ステーション

・デイサービス

・訪問入浴介護

・各市区町村の高齢福祉課

がそれにあたります。

ただし、これらに入る施設で働いていても認知症の受け入れを行っていない事業所や施設だと実務経験として該当しない場合がありますのでご注意ください。

また、所属に関しては認知症専門病棟でなかったとしても問題ありません。認知症専門の団体や施設でなかったとしても経歴として含まれるというわけです。また、経験内容も認知症ケアに関するものであればどんなものでも構わないとされています。

 

受験するには

認知症ケア専門士試験は受験される方は、受験資格に実務経験が必要ですので、何らかの資格をもって認知症ケア専門士を受験する方が多いようです。

資格取得後は、そのまま既存の現場で知識を生かせます。

最近は認知症の方へのケア方法もクローズアップされてきているので、

認知症の知識を持つだけでも自分の介護レベルの向上に必ずつながるはずです。

今後、必要性が大変高くなる資格と言われています。

 

免許の更新

認知症ケア専門士は資格をとったらそれで終わりではありません。

新しい知識をきちんと得ているかどうかがチェックされる更新制の資格となっています。

資格取得から5年間で30単位を獲得することで資格が更新されます。

単位をとるためには講演会や学術集会といったものに参加したり、発表したりすることで得られます。

 

また、資格をとったらより専門性の高い職場で働くことが可能となります。引き続き同じ職場で働く方も多いですが、介護保険施設や医療機関、居宅介護支援事業所や社会福祉協議会、地域包括支援センターといった場での活躍が期待されます。

これから重要視される資格です

認知症ケア専門士の試験を受験される多くの方が、介護福祉士やヘルパー2級・

介護支援専門員などを取得されています。

認知症ケア専門士は、今の介護レベルや認知症のケアのレベルを向上させたいなどの

向上心をお持ちの方がより上を目指し挑戦している資格といえます。

ただ、認知症の方のケアを行う介護サービスの需要は高い資格と言えます。

今後は、認知症のケアの位置づけは高齢者増加に伴い大変重要な位置をしめてくることが予想され、将来的には認知症ケア専門士の資格は重宝される流れになってくるでしょう。

 

認知症ケア専門士試験概要

・第1次試験

○受験資格:認知症ケアに関連する施設,団体,機関等において3年以上の認知症ケアの実務経験を有する者

○受験分野:筆記試験4分野

1.認知症ケアの基礎

2.認知症ケアの実際Ⅰ:総論

3.認知症ケアの実際Ⅱ:各論

4.認知症ケアにおける社会資源

各分野50問 各60分

○受験料:3000円×受験分野数

○合格基準:各分野において70%以上の正答率 (各分野の合格有効期限は5年)

 

・第2次試験

○受験資格:第1時試験4分野すべてに合格した者

○受験分野:

面接試験:6人のグループ面接20分

論述:事例に対する論述を事前に提出します。

○受験料:8000円

○合格基準:実務能力、実践力、応用力などを総合的に評価します。

 

2015年度の第11回認定試験スケジュールは下記の通りです。

・第1次試験 2015年7月5日(日)  申請期間 3月9日~4月15日

・第2次試験 2015年11月29日(日)  申請期間 8月20日~9月30日

試験の合格率

認知症ケア専門士の試験は2005年からはじまりました。介護系の資格の中では比較的合格率の高い試験です。平均して約50%の合格率となっています。

 

試験は筆記試験と実技試験となっています。筆記試験はマークシート方式で5択の中から正答を選ぶというものになっています。「認知症ケアの基礎」「認知症ケアの実際:総論」「認知症ケアの実際:各論」「認知症ケアにおける社会資源」の4分野それぞれで70%以上正答するのが合格の基準です。

 

二次試験の実技では論述とグループディスカッション、一分間スピーチが行われます。実技では明確な合格ラインというものはありませんが、思考の柔軟性や発想力、認知症ケアへの適正などが審査の基準となっているようです。

このような柔軟性が認知症ケアにおいて必要なものと判断されているのでしょう。

 

認知症ケア専門士試験を受ける上で自分にとって認知症ケアとは何か、どのように対応したいのかをはっきりと言葉で表せるようにしておくのがいいでしょう。

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