シニア向けのサロンが続々登場
記事公開日:2015/07/29、 最終更新日:2018/07/24
シニア向けのサロンが増えています
阪急阪神ホールディングスが鉄道会社としてははじめてシニア向けサロンの事業に参入しました。
このシニア向けサロンは会員制で、高齢者の生活や趣味の充実などをサポートするためのサービスとして阪急阪神沿線に約30ヶ所整備される予定とのことです。
既に会員制サロンを開設している会社と提携をむすび、事業を計画しているとのこと。
どうして鉄道会社の阪急阪神ホールディングスが高齢者サロンをスタートするの?と疑問に思う方もいるかもしれません。
阪急阪神ホールディングスとしては高齢者に長く阪急阪神沿線に住み続けてもらうためにサロンを設置することで地域への満足度を高めようとする狙いがあるのだそうです。
サロンは有料で、入会するとカルチャー教室を利用したり、生活での困り事を無料で相談することができるそうです。
例えば入退院のお手伝いや電球の交換、カーテンの取り替えといった高齢者にとってはちょっとむずかしいようなことをスタッフにお願いすることができるのです。
各地のシニア向けのサロン
この他にも、既に全国各地にシニア向けのサロンは登場しており、高齢者の間で人気になっています。ふれあいサロンやいきいきサロンといった名前でボランティア団体やNPO団体が運営しているものもあります。そういったサロンは高い会員費を払わなくてもお茶代やお菓子代くらいの安い費用であったり無料で利用できたりするようです。
全国社会福祉協議会が把握しているサロンの数は平成21年度時点で全国約5万ヶ所。これらすべてが高齢者向けのサロンというわけではなく、中には主婦向けの子育てサロンもあります。しかし、ほとんどが高齢者向けのサロンと言っていいでしょう。
活動内容
地域のサロンではちょっとした体操をして汗を流したり、歌を歌ったり、脳トレをしたりといった活動をしていることが多いです。認知症予防サロンなどと謳われていることもあるかもしれません。
また、集まって食事をしたり、お茶を飲みながら話をするのもサロンの活動の一つです。
高齢者向けサロンの意義
こういった地域に根付いたサロンは高齢者の生活において様々な意義を持っています。
1つは家に閉じこもって孤独になってしまうことの対策です。
高齢になるとどうしても閉じこもりがちで人間関係も希薄になってしまいます。生きがいを感じられなかったり、困った時に人の助けを求めにくくなってしまいます。
そうした高齢社会における特有の問題をサロンが解決します。
人と人との繋がりができますし、外に出かけるきっかけにもなるのです。
健康や生活における必要な情報を得やすくなるというのも1つのポイントです。
サロンに通うことでご近所さんとの付き合いが生まれ、同世代との交流も持てます。同じような身体の不調を抱えている人もいます。そうした人と健康に関する情報交換することができます。
また、このように地域の人とコミュニケーションをとっておくことで防犯や防災にも役立つと言われています。いざということがあった場合に助け合えるというのは高齢者にとって大きな安心感を与えます。
このことからサロンには非常にたくさんのメリットがあると言えるでしょう。
施設を効率よく探すには?
自分の家で住み続けることが困難になってしまった高齢者は老人ホームや高齢者住宅について検討してみるのもいいかもしれませんね。こちらから無料相談可能です。住むところが変わっても慣れた地域で続けて生活することができるので安心です。お気に入りのデイサービスに継続して通ったり、慣れ親しんだヘルパーさんを呼ぶこともできますよ。
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