認知症予防になる食べ物あれこれ
記事公開日:2015/07/29、 最終更新日:2018/07/24
認知症の予防になると言われている食べ物いろいろ
インド人は認知症の発症確立が圧倒的に低いという調査結果をご存知でしょうか。
アメリカ人とインド人の同世代の人で認知症発症の割合を調べたところ、インド人はアメリカ人の4分の1ほどしか認知症患者がいないということがわかったのです。そしてその理由がインドの人はよくカレーを食べるからではないかと言われています。
カレーは食べる漢方薬と言われています。カレーの中には様々なスパイスが含まれており、その中にはウコンというスパイスがあります。ウコンにはクルクミンという成分が存在しますが、このクルクミンがアルツハイマー認知症の予防に有効ではないかと考えられているのです。
クルクミンはポリフェノールの一種です。抗酸化作用や抗炎症成分が含まれていることが以前からわかっています。このクルクミンが脳の変化を阻止するのではないかと言われています。
また、カレーを食べると幸せホルモンである「セロトニン」が分泌されることも判っています。セロトニンが特に分泌されるのはインドカレーや薬膳カレーなどスパイスがふんだんに使われたカレーです。
カレーを食べて幸せホルモンを分泌することで脳や身体の老化も防ぐことができるかもしれません。
チョコレートも認知症予防に効果あり?!
ポリフェノールが認知症予防に効果的ということでワインが一時期注目されていたことがありました。
同じく、チョコレートにもポリフェノールが多く含まれています。特にカカオ含有量の多い高カカオチョコレートがおすすめです。
高カカオチョコレートを食べ続けたことで高血圧と認定された人たちの血圧が正常値まで下がったという調査結果もあります。これは動脈硬化など血管性認知症の予防になるということです。
また、チョコレートが脳内の記憶や学習能力を司っている海馬の栄養素を増やす働きがあるということも最近では言われています。
海馬にはBDNFという脳の栄養素が含まれています。ポリフェノールを摂取することで血中のBDNFが上昇するということがわかったのです。
この研究結果は国内だけではなく、海外でも様々な論文で発表されています。
65歳を過ぎた高齢者はこのBDNFが現象するために記憶能力が低下すると考えられています。チョコレートを食べることでBDNFの減少を予防できるのではないか、と考えられているのです。
もちろん、チョコレートを食べているからといって運動を怠ったり、栄養が偏っていたりすると認知症になる可能性は高まります。
バランスの良い食生活、運動を心がけた上で認知症予防になる食品についても意識してみてください。
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