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認知症予防に注目されてるコリン食とは

記事公開日:2015/08/13、 最終更新日:2018/07/24


認知症予防に注目されてるコリン食とは

コリン食とは

最近認知症予防で注目されているコリン食について気になっている人も多いのではないでしょうか。

コリン食のコリンとはアセチルコリンのコリンのことです。

アセチルコリンは脳内の神経伝達物質のことです。このアセチルコリンを増やすことで認知機能の低下を防ぐことができるとされています。

認知症の薬として処方されるアリセプトという薬がありますが、こちらの薬はアセチルコリンを増やすための薬です。

 

アセチルコリンが不足することで記憶の能力に障害が生じます。脳に十分なコリンを供給することで記憶力低下を防止することができると言われています。

 

では、肝心のコリン食とはどのような食事なのか紹介していきます。

コリンを多く含む食品は卵や大豆、納豆、菜種など普段の食卓によく上がるような食品ばかりです。

また、ひまわりの種や豚レバー、ニシンなどもコリンを多く含む食材として知られています。これらを意識的に摂取できる食事のことをコリン食と読んでいます。

 

これらの食材の中で卵に関してはコレステロールが気になる人にとっては避けたい食材かもしれません。しかし、一日卵一個であればコレステロール値には影響してきませんのでご安心ください。卵をまったく食べないのも栄養面でもったいないことです。

 

大豆食品の中でも特に納豆がおすすめです。納豆には他の食材では摂取しづらい重要な栄養素がたくさん含まれています。その中でもメナキノン7はビタミンK2の一種で骨粗しょう症の予防に効くとされています。そして、納豆キナーゼは血液をサラサラにする効果があります。脳梗塞や心筋梗塞などのリスクも防ぐことができるでしょう。これらの食品は認知症以外の生活習慣病にも効果的なので意識的に摂取してまず損はありません。

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コリン食を推奨する理由

コリンを多く含んだ食品を推奨するのは、コリンが体内でほとんど合成することができないためです。ですから、薬や食べ物に頼るほかありません。

また、コリンと一緒にビタミンB12を摂ることでさらにその効果が高まると言われていますので献立を考える時には気にしてみてください。ビタミンB12はレバーや牡蠣などの魚介類に多く含まれています。

 

現在、日本での平均的なコリン摂取量は300mg程度と言われています。女性の場合は一日あたり125mgが不足しています。足りていない分は食事を意識的に摂ったりサプリメントを飲むことで取り入れていきましょう。

コリンを含んだ栄養補助食品も登場しています。栄養が足りていないと感じている方は取り入れてみるといいかもしれません。

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認知症が進行してきたかな?と思ったらそろそろ老人ホーム入居について前向きに検討してみましょう。こちらから無料相談可能です。将来のためになるべく初期費用や月額費用を抑えて生活できる老人ホームを紹介してもらえます。まずはどのくらいの予算でどの程度のホームに入れるのか詳しく話を聞いてみることをおすすめします。

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