認知症が改善する?プラズマローゲンについて
記事公開日:2015/08/18、 最終更新日:2018/07/24
認知症治療で注目されているプラズマローゲン
認知症は高齢化社会が立ち向かっていくべき課題として今なお健在です。
そんな中、今年に入って注目を集めているプラズマローゲンという成分があります。ほたて貝から抽出される成分で、抗酸化作用をもったリン脂質の一種です。アルツハイマー認知症では血液中のプラズマローゲンが著しく減少することが研究によりわかりました。プラズマローゲンの減少を防ぐことで認知症を改善できるのではないかと考えられています。
プラズマローゲンとはどんな物質?
プラズマローゲンは人間や動物の身体の中に存在し、抗酸化の他イオン輸送にも役立っている成分です。プラズマローゲンは脳細胞の酸化や脳疲労を防ぐと考えられています。
プラズマローゲンに関する研究は20世紀末ごろから行われていました。近年になってプラズマローゲンを大量に抽出することに成功し、人への投与も可能となっています。
現在はアルツハイマー病患者に対して投薬試験が行われているところです。さらに、アルツハイマー病以外の認知症患者に対しても試験が行われる予定です。試験により効果が実証されれば今後はさらに研究が進んで医療現場やご家庭でも治療薬として役立つかもしれません。
既に商品も
プラズマローゲンは脳疲労を解消すると言われています。認知症に効くとははっきりわかっていませんが、既にプラズマローゲンを摂取できるサプリメントは誕生しています。
加齢に従って脳は老化します。これは認知症でなくてもすべての高齢者にみられます。
プラズマローゲンは脳細胞をコントロールする働きを持っているとも言われ、プラズマローゲンが減少すると脳も老化します。
サプリメントで補うか、プラズマローゲンが多く含まれている食品を意識して摂取してみるのもいいかもしれません。
ほたて貝に多く含まれていることからも分かる通り、プラズマローゲンはホヤなどの貝類に多く含まれています。また、鶏むね肉もプラズマローゲンが豊富だとされています。食卓に積極的に取り入れてみることをおすすめします。
プラズマローゲンは脳や老化を防止するだけではなく肝機能にも効果的な働きをするとされています。認知症が治るとは現時点では断言できませんが、身体に悪いものではないので意識的に取り入れてみるのはいいかもしれませんね。
もちろん、何よりも大切なのはバランスの良い健康的な食事です。足りないものを取り入れる食事を心がけましょう。
施設を効率よく探すには?
認知症に効くというサプリメントはたくさんありますが、認知症とは完全に防いだり治療するのはとてもむずかしい病気です。認知症の進行がはじまったら老人ホーム探しを検討されるのが一番でしょう。こちらから無料相談可能です。認知症のケアを正しくおこなってくれるスタッフがいる老人ホームを多数紹介してもらえます。
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