認知症や肥満防止にも効果的なマインド食
記事公開日:2015/08/31、 最終更新日:2018/07/23
肥満や認知症にはマインド食が効果的
現在世界中で注目を集めているマインド食についてご存知でしょうか。
マインド食とは「地中海式食事法」と高血圧を防ぐための「ダッシュ」という食事を組み合わせた食事法です。
米国の認知症研究グループによりますと、マインド食がアルツハイマーの発症リスクを低くする可能性があると考えられるそうです。
最新の研究結果ではマインド食を厳密に守った人のほうがあまり守らなかった人よりも認知機能の低下が進まなかったということがわかりました。
きちんと守れば脳が若返る
実験は認知症ではない高齢者約1000人を対象に約5年間にわたって行われました。
被験者たちは5つのタイプの記憶力や対応能力について認知能力のテストを受けました。
それぞれ「エピソード記憶」と「ワーキングメモリ」「概念記憶」「視空間記憶」「知覚速度」という分野です。
集められたデータは統計学的に解析され、認知機能の変化とマインド食にどのような関連があるか調べられました。
結果、マインド食を食べた人たちは認知機能の低下が遅れることがわかりました。さらに、マインド食を厳密に守っていた人たちはあまり守らなかった人よりも脳年齢が7.5歳も若くなったのです。
マインド食の指針
ダイエットに詳しい人は地中海式ダイエットという言葉を聞いたことがあるかもしれません。マインド食はこの地中海式ダイエットを基礎にした食事法です。
地中海式ダイエットの食事は
・野菜や果物、ナッツ類、豆類、未精製穀物をふんだんに摂取
・飽和脂肪酸を避け、オリーブオイルをたくさん摂取
・魚を適度に摂取
・乳製品や肉を控えめに
・食事と一緒にワインを定期的に適量摂取
というのが主な特徴です。マインド食はさらに脳に健康的な10の食品を重視した食事法と言われています。
【積極的に摂る食事】
・1日3食で全粒粉を摂る
・毎日緑の葉物野菜やその他の野菜を摂る
・一日おきにグラス1杯のワイン、ナッツ入りのおやつ、豆類を摂る
・週に一回、魚を摂る
・週に二回、鶏肉とベリーを摂る
【避ける食事】
・バターは一日にスプーン1杯以下
・スイーツ、菓子パン、チーズ、揚げ物、ファストフードは一週間にどれかを一食まで
果物は健康にいいと考えられていますが、マインド食で含まれている果物はベリー類のみです。特にブルーベリーやいちごがいいとされています。かなり厳しい食事と感じる人もいるかもしれませんが、野菜だけ、魚だけなど限定的ではないので頑張りやすい食事法かもしれません。
高血圧の人や認知症を防ぎたい人には特におすすめの食事法です。
高齢になってから発症するアルツハイマーは遺伝というよりは食事生活が大きく影響してくるそうです。マインドダイエットを早い段階から始めておくことでより認知症のリスクを減らすことができるでしょう。
施設を効率よく探すには?
高齢になると身体が弱ってきて当然。ですが、油断しているとあっという間に介護度が進行してしまうということもあります。早い段階から老人ホーム探しをスタートする人も増えていますよ。老人ホーム入居が必要になった時にはこちらから無料相談できます。介護度や持病などによってその人に合った老人ホームを紹介してもらえます。
人気記事
老人ホーム探しはおまかせください
お住まい相談員がピッタリの老人ホームをご提案
09:00~18:00
(年中無休)
老人ホーム探しは、わたしたちにおまかせください!
相談無料!
全国対応!
相談無料!
全国対応!