季節の変わり目は高齢者の体調不良に注意
記事公開日:2015/09/02、 最終更新日:2018/07/23
高齢者が風邪をひきやすい季節の変わり目
9月に入り、気温がだいぶ涼しくなってきました。過ごしやすさに安心しているとつい風邪をひいてしまう季節です。特に高齢者は注意してほしいと思います。
高齢になってからの風邪は治りにくかったり、悪化して肺炎になり、そのまま入院してしまうということになりかねません。一度入院してしまうとどんどん身体が弱って寝たきりになってしまう危険性もあります。くれぐれも風邪をひかないように注意してください。
温度調節をしっかりと
最近まで熱中症が怖いからとすぐにクーラーをつけていたかもしれませんが、お年寄りのいるご家庭や施設では冷えすぎるのも危険です。こまめに空調を調節してください。微調整が難しい気温のときには衣服で調整するようにしましょう。周りの人が極力気を使ってあげる必要があります。
人間の身体は体温を保つために調整する機能がありますが、急激に気温が上がったり下がったりするとそれに合わせて慌てて調節しようとするので脳にストレスがかかり、ホルモンや自律神経に乱れが生じるのです。すると抵抗力や免疫力が低下し、そのために風邪にかかりやすくなります。
コミュニケーションで体調を知る
若い人と違って高齢者は自分の体調の変化にも気づきにくいものです。ご家族など周りの人ができるだけ気づいてあげる必要があります。
「体調はいつもとお変わりありませんか?」「食事は美味しく召し上がりましたか?」「よく眠れていますか?」などと日常の会話の中で体調をチェックするようにしましょう。
顔色に変化がないか、など目に見える不調がないかどうか気づいてあげるのも周りの人の役目です。
脳卒中にも注意
風邪だけではなく、季節の変わり目は脳卒中の危険性も高まります。
気温差が激しいと身体や特に血管に負担がかかるのです。血圧が高い方や糖尿病の方などはこの時期特に発症することがあるそうです。もしたばこを吸ったりよく食べ過ぎてしまうという人はこの季節特に健康に気をつけてください。
適度に運動をとること、野菜や魚中心の粗食にすること、お酒やたばこを控える・・・など。
そして高齢者は脳卒中予備軍でなくても不整脈にご注意ください。
不整脈とは心臓に何らかの障害があり、脈のリズムが乱れることです。不整脈の一種、心房細動により、左心房がけいれんするように縮み、心房全体が小刻みに震え、ただしく縮んだり広がったりすることができなくなってしまいます。こうなると血栓ができやすくなるのです。血栓が脳に運ばれると脳梗塞になってしまいます。
胸がもやもやする、胸がいたい、めまいがするといった症状があれば不整脈の可能性があります。すぐに病院で受診しましょう。
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