高齢者が気をつけたい病気
記事公開日:2015/09/03、 最終更新日:2018/07/23
高齢者はこんな病気に気をつけよう
高齢になると免疫力が低下して様々な病気にかかりやすくなります。中でも特に高齢者に多い病気について紹介していきます。
一度病気になって入院してしまうと身体が弱り寝たきりになってしまうことも多いです。くれぐれも病気はかかる前に防ぐようにしましょう。
前立腺肥大症
前立腺は恥骨の裏側にあり栗の実のような形をしています。尿道の周囲にある内腺と外腺からできており、老化にともなって内腺が肥大化し、尿道を圧迫することがあります。50代後半の男性に発症することが多い病気です。
頻尿や残尿感などの症状、尿が急に出にくくなるなどを感じたら前立腺肥大症の可能性があります。下腹部が張っているのに尿が出ないのは膀胱内に尿が充満している可能性があります。少しずつ尿が出てくることを溢流性尿失禁といい、こちらの場合も危険ですのでどちらにせよおかしいと感じたらすぐに受診するようにしましょう。
前立腺肥大症を予防するためには尿の流れを良くする必要があります。医師から薬を処方してもらったら服薬で改善されることがあります。前立腺肥大症がひどくなると前立腺がんが合併することもあり大変危険です。
発熱
高齢者は発熱してもその変化に気づきにくくなっています。顔色が赤くなっている、食欲低下があるなどといった場合には発熱を疑い、熱をはかるようにしましょう。
発熱は呼吸器の炎症や泌尿器の炎症、床ずれなどが原因となって発症することがあります。発熱とともに咳や痰、喉の痛み、鼻づまりがあるかどうかも確認しましょう。慢性気管支炎や肺炎になっている場合には痰の量が増えます。
嘔吐がある場合には誤嚥により肺炎になる可能性もありますので注意が必要です。
発熱から悪化してチアノーゼや呼吸の悪化、意識の低下が見られることもあります。
発熱していて尿が少なくなっていると脱水症状の疑いも考えられます。また、血尿や尿の混濁がみられたら尿路感染を疑いましょう。
急に高熱が出た場合にはインフルエンザや誤嚥性肺炎、泌尿器系の炎症の疑いももたれます。
こうした発熱の際には極力安静にし、部屋が乾燥するのを防ぎます。高熱が続いていたら汗をこまめにふき、アイスノンなどを使って脇や足の付け根をひやしましょう。脱水症状のおそれもありますので水分補給はこまめにおこないます。
また、高熱により幻覚や妄想が起こる場合もありますのでベッドから転倒することがないように注意する必要があります。
施設を効率よく探すには?
高齢者の場合、単なる風邪でも重篤な症状を引き起こすことがあります。肺炎からの入院で自宅に帰れなくなるケースも多いです。自宅での生活が困難になってしまった場合にはこちらから無料相談しましょう。プロが老人ホームを紹介してくれます。退院後すぐに入れる施設を探して欲しい時にも安心です。
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