介護保健請求ソフトを使って業務を効率化
記事公開日:2015/09/09、 最終更新日:2018/03/28
介護保健請求ソフトを使って業務を効率化
近年、介護業界の人手不足が深刻になっています。介護労働安定センターの調べでは、人材の不足感を持つ事業所は半数を超えているとの報告もあります。介護事務の現場も例外ではありません。介護保険請求は事業所が収入を得る重要な作業で、素早く正確な仕事が求められます。しかし多くの事業所では、ケアマネージャーや生活相談員が介護保健請求も兼務している状態のため、かなりの負担を強いられています。このような現状から、業務の効率化を図る介護保険請求ソフトを使用する事業所が増えてきました。介護保険請求ソフトとはどのような物なのでしょうか。今回は、ソフトを使用するメリットやソフトの選び方についてお伝えします。
現場スタッフの仕事を強力サポート
介護保険請求ソフトを導入する一番のメリットは、業務の効率化です。介護保険請求ソフトを使えば、請求業務だけでなく、ケアマネージャーの資料や請求書作成まで一括して行えます。また、介護記録と連動させておけば、認定の期限切れや、区分や利用回数の間違いなどによる返戻を防ぐ事もできます。更に、返戻となった場合でも素早く修正できるのでスピーディーに仕事ができるでしょう。
このように介護保険請求ソフトを使って時間の短縮が実現できれば、ケアマネージャーや生活相談員等の介護事務の業務を兼任している人たちが、本来の仕事に専念できるでしょう。
どんな種類のソフトがあるの?
介護保険請求ソフトは、現在多くのソフトウェアが開発・販売されています。介護保険請求ソフトだけでなく、介護記録全般を扱うソフト、ケアプランやリハビリの計画書などを一括して作成出来るソフトなど、提供されるソフトによって機能に違いがあります。
介護ソフトを使用するとあらゆる情報をデータ化できるので、利用者の状態や問題点がひと目でわかるようになり、問題解決がしやすくなるメリットもあります。どのソフトを導入するかは施設のニーズに合わせて導入すると良いでしょう。
一般的には、パソコンにソフトを導入する「導入型」とインターネットのサービスを利用する「プロバイダー型」の2種類が存在します。プロバイダー型は月額制に設定されているソフトが多いため、プロバイダー型の方が初期費用を安く抑えることができます。多くの介護ソフトは体験版を用意しているので、体験版を幾つか使用してみるとイメージしやすいかもしれません。
介護の現場でもIT化が進行中
現在、ビッグデータと呼ばれる新たな情報解析手法が注目されています。ビックデータとは、あらゆる情報をデータ化して問題解決をするという方法です。ビッグデータを用いると病気の早期発見が可能となったり、インシデント等の重大事故を未然に防ぐ事が出来るようになります。
また、介護の現場では様々な人が関わる場面が多くあります。複数の事業所が1人の利用者の介護に携わることも少なくありません。そうした場合、問題となるのが情報の共有化です。ITの技術を用いると、利用者の情報を共有できるので、きめの細かいケアが行えるようになるでしょう。このように介護の世界においてもITの技術を取り入れていこうとする動きが強まっています。
このように、介護保険請求ソフトを使用すると業務がぐっと効率的になります。まだ介護ソフトを導入していないという事業所は、この機会に導入を検討されてみるのはいかがでしょうか。事業所の中にはパソコンの使い方に慣れていないという方もいるでしょう。そのため、介護ソフトを導入しても操作が上手くできず、業務に支障が出てしまったというケースもあります。そうならないように、サポート体制を充実させている業者を選ぶようにしましょう。近い将来、介護ソフトの使用が当たり前になる時代がやってくるのは間違いありません。
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