エンディングノートを書いてみよう
記事公開日:2015/09/15、 最終更新日:2018/07/23
エンディングノートってご存知ですか?
エンディングノートや「終活」という言葉を目にしたり耳にすることも最近増えてきました。
エンディングノートとは人生の最期を迎えるにあたって自分の思いや希望を家族に伝えるために書くノートです。遺言と意味はほとんど同じです。ただし、遺言書は財産分与などの法的効力を持つのに対してエンディングノートは法的な効力はありません。
もっと気軽にお金をかけなくても作ることができるものです。
エンディングノートは文房具屋さんや書店に行けば購入できます。
必要事項が項目ごとに分かれており、適宜記入していくというのが一般的なエンディングノートです。
最近ではネット上でテンプレートが無料配布されているものもあります。印刷して無料でエンディングノートを作ることができます。また、最近は大手の葬儀社が無料で配布していることもあります。エンディングノートを配っている葬儀社が近所にあるかどうか調べてみるといいかもしれませんね。
購入する場合も特に高いものを選ぶ必要はなく、安くて気に入ったものを買えばいいでしょう。
ほとんどのエンディングノートで以下のような構成となっています
◯自分について
(生年月日・家系図・学歴など)
◯親族や関係者の情報
(関係について・住所・電話番号・葬儀告知の有無)
◯介護・治療について
(告知をしてもらいたいか、終末期医療の希望・臓器提供や献体)
◯資産について
(銀行の口座・カード・その他の金融資産)
◯葬式とお墓について
(何人くらい呼ぶか・宗派・どこで・予算・喪主などなど)
◯遺言的な内容
(法的な効力はないが、相続や土地のことなどについて)
◯残された人へのメッセージ
◯PCやネット上の情報
(メールやSNSのアカウント、データの処分等)
などといった項目があります。
エンディングノートを書くタイミング
エンディングノートを書くのはまだまだ先のことだと思っている人も多いかもしれません。
しかし、エンディングノートを書くのは何も病気の人やお年を召した方だけとは限りません。十代や二十代の若い人が書いてもなんら問題はないと思います。最近は若い人でもエンディングノートを書く人が増えているそうです。特に震災があってからというもの、いつ何が起こるかわからないという意識を持つようになった人が増えたようです。
10年ごとの節目の誕生日にエンディングノートを書いてみる、というのもいいかもしれません。
還暦を過ぎたあたりからは毎年誕生日にエンディングノートを更新するようにしてもいいかもしれませんね。
病気などの切羽詰まった状況よりもむしろなんでもないフラットな状態の時にエンディングノートを書くことをおすすめします。
エンディングノートを書くメリット
エンディングノートはもしものことがあった場合に重要な書類の場所や連絡先、知らせておきたいこと、本人しか知らないことなどを遺された家族など周りの人に伝えることができるものです。もしもの時に家族の負担を軽くすることができるでしょう。
また、自分にとってもどんな友達がいるか、どんな出来事があったか、といったこれまでの人生を振り返るのにとても便利です。
大切な人に面と向かっては言えないような照れくさいメッセージを残しておくのにも使えます。遺された家族の悲しみを癒やすこともできるかもしれません。
死後のためのノート、と考えるのではなく、生きている今や周りの人を大切にするためのノート、と考えると手に取りやすくなるかもしれませんね。堅苦しく考えず、楽しくエンディングノートに書き込んでみてはいかがでしょうか。
≫遺言状についてはこちらの記事もどうぞ!≪
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