さすが介護先進国!オランダの認知症村「hogewey」
記事公開日:2015/09/18、 最終更新日:2018/07/23
認知症の人達の村「hogewey」
オランダアムステルダムに「hogewey」(ホーゲヴェイ)という介護施設があります。ここは介護施設といっても病院や老人ホームのようなものではありません。まるでひとつの村のような作りになっているのです。
施設自体は塀で囲まれていますが、患者さんは自由に行動することを許されています。オランダの都市をぎゅっと濃縮したようなコミュニティがそこには広がっています。
施設内にはカフェやスーパー、美容室など普通の街と変わらない店舗が用意されています。違うのはこの店員のひとりひとりが「介護スタッフ」という点です。患者が財布を忘れてきたり、同じ商品を何個も買おうとしても介護スタッフが対応してくれるので何も問題はありません。
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自分らしいライフスタイルで
Hogewey内ではひとりひとりが自分に合ったライフスタイルを選択することができます。施設内には「田園」「都会」「クリスチャン」「高級」など7つのライフスタイルから自分に合ったものを選択し、そのスタイルに合わせた居住空間で生活していきます。
入居者一人ひとりの生活スタイルや歩んできた人生に配慮し、食事の回数や時間、家の内装などもスタイルに合わせられます。
入居者達は近所の同じような趣味嗜好の入居者がいるので自由に部屋を行き来しています。一日中ベッドの上で過ごすなんていう人はいません。自分で毎日の買い物をし、食事を作ります。Hogeweyではご飯の時間になるとあちこちから美味しそうな匂いがしてくるそうです。
Hogeweyは2007年に設立されたばかりですが、今や世界中の介護従事者の注目を集めています。今後、同じく介護先進国であるスイスにもお手本にした施設が作られる予定だそうです。
オランダの認知症ケア事情
オランダでは2000年代から認知症ケアに国家ぐるみで取り組んでいます。様々な政策が行われていますが、共通しているのが「認知症の人が住み慣れた我が家で穏やかに暮らせる状態を保つ」という目標だそうです。
実際、オランダでは認知症の人でも8割近くの方が自宅で生活をし、約半数の人は1人で生活をしているそうです。日本でも在宅での介護や地域での共生を目指した政策を実践していく上でオランダの取り組みは具体的なヒントがたくさん見つけられそうです。
施設を効率よく探すには?
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