作業療法士さんのお仕事
記事公開日:2015/09/24、 最終更新日:2018/07/23
作業療法士ってどんな仕事?
介護施設や医療などの現場で活躍している作業療法士さん。作業療法士のしごとは病気や怪我で身体に障害がある方にリハビリを行うことです。
リハビリを行うことで日常生活に必要な能力を取り戻していくことができます。
作業療法士は英語で「Occupational Therapist」といいます。略称で「OT」と呼ばれることがあるのはそのためです。
作業療法士は身体、精神どちらもリハビリを行います。身体的なリハビリというと関節を動かしたり、筋肉を発達させるための訓練です。リハビリと聞くと歩いたり手を動かす練習をする人が思い浮かぶと思います。
それに対して精神的なリハビリというのはいまいちイメージが浮かびにくいものかもしれません。
精神的なリハビリというのは考え方を変えたり、気分を発散させるものです。その人の生活を見通してそれに合わせて訓練のメニューをお医者さんが考えます。作業療法士はそれに合わせて患者にリハビリを行っていきます。
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理学療法士との違い
作業療法士とよく似た資格で理学療法士というものもあります。
理学療法士は座ったり立ったりといった基本的な動作を回復するためのサポートを行う人のことです。寝返りや起き上がったり、歩いたり。こうした最低限の動作をリハビリします。
また、骨折した後の動作回復などスポーツにまつわる回復も理学療法士が担っています。
作業療法士はそれに対して心と体両方担当しています。作業療法士は指を動かしたり、食事をしたり、入浴をしたりといった基本動作から一歩進んだところの機能回復をサポートするのが役割です。
こうした日常的な活動が自分でできることによって仕事や趣味、遊びなどといった健康的で充実した日常が送れるようになります。
作業療法士はただ動作を回復させるだけではなく、その人の好きなことをさせてあげたり、楽しい日常を送れるようにすることが目的です。
患者さんの趣味や嗜好、生活スタイルなども考慮しつつ、社会的に適応できるようなリハビリをサポートしていきます。
それによって患者さんが身体的な部分だけではなく精神的な面でも回復していくと考えられています。
こんなリハビリ
作業療法士が行う訓練は日常的な動作をベースにしています。例えば、洗濯物を干す動作や料理の時の動作を訓練します。
また、木工や書道、将棋や園芸、体操などのレクリエーションや趣味活動とリハビリを組み合わせて行っていることもあります。
リハビリのメニューは作業療法士が決めるのではなく、患者さんや医師と相談しながら、その人に一番あったメニューを考えます。
それぞれのメニューは身体的にも精神的にも負担をかけすぎないように考えられています。適度な負担で身体や指の動きをスムーズに動かせるよう訓練していきます。
施設を効率よく探すには?
リハビリをしっかり取り組んでくれる老人ホームを探したい場合にはこちらから相談してみましょう。認知症だから、寝たきりだからといて放置せずにしっかりケアしてくれるホームを探したいですよね。リハビリやレクリエーションが充実していて信頼できるスタッフがいる施設を紹介してもらえます。
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