老人ホームに入所するということ
記事公開日:2015/09/25、 最終更新日:2018/07/23
老人ホームに入所するということ
「施設」という言葉の意味は、ある目的のために作られた設備や建物のことだそうです。福祉を行うための施設は「福祉施設」と呼ばれます。施設の種類も多くあり、それぞれに目的や機能が附加されています。
老人福祉施設の役割とは
最近では「老い」や「死」に対して、以前よりはポジティブな考え方が多くなってきたように思われます。仕事を退職してからのセカンドライフについての話題や、「エンディングノート」という言葉をよく耳にします。一昔前には世間的に無かった動きではないでしょうか。介護のかたちも時代に合わせて変わってきていると感じますが、まだまだ変わらなくてはならない部分の方が多いように思われます。
政府がつくろうとしている、「地域包括ケアシステム」では地域の社会資源を活用するために施設(既存の特養や老健)が果す役割は大いにあると考えます。また弱者が切り捨てられないように、年金低受給で要介護度の高い方、自宅での生活を続けられないような方を受け入れる施設があればよいかと思います。自宅で暮らせる高齢者を増やすなら施設には空きが出るでしょうし、入所者が確保出来てバランスが取れるのではないでしょうか。現在の施設は金銭的に余裕がある方達のためのものになっているような気がします。
自宅以外の選択肢もあります!
地域に介護体制が整備されても、結局自宅でのお世話をするのはご家族様です。要介護度の高い高齢者の方をお世話するのは、自宅では限界がきてしまいます。そうならないために自宅での暮らしにこだわらず、施設での生活をされるのも選択肢のひとつでしょう。同じような考え方や境遇の方同士が暮らす、「シェアハウス」とも通ずる部分があるのではないでしょうか?
施設を検討するときのチェックポイント
・施設長や職員の対応はどうだったか、きちんと教育されているか。
・施設の清掃は行き届いているか、臭いなどは無かったか。
・入所している方はどんな状態だったか、暗い表情ではなかったか。
・1日のスケジュールはどのようなものだったか。
・医療体制は整っているか。
・余暇活動や外出などを行っているか。
・食事や入浴、排泄の対応をどうしているか。
その他にも、第三者委員が存在しているか…など、チェックする項目を決めておいてから見学すると比較しやすいでしょう。老後の暮らしを楽しく快適に続けられるなら、それは必ずしもこれまでの自宅でなくてもよいはず。これからはこうした考えがより世の中の主流になってくるものだと思われます。セカンドライフの選択肢の広がりは、それぞれの老後をより実り豊かなものにしてくれるかもしれませんね。
施設を効率よく探すには?
高齢者のための施設を探しているならこちらからまずは相談してみましょう。数ある施設の種類や入居のための条件など気になるポイントをわかりやすく解説してもらえます。
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