生涯のマネープランを立てよう
記事公開日:2015/09/29、 最終更新日:2018/07/23
生涯のマネープランを立てよう
老後の生活を考えると、まず自分が将来もらえる年金はどれくらいなのか……。それを知ったうえで、進めていくと計画がたてやすいのではないでしょうか?加入している年金の種類によっても、将来受けとる金額は変わってきます。「ねんきん定期便」が自宅に送付され、自分の年金については簡単に知ることができるようになりました。しかし、今後どうなっていくのかはわからないのが現実です。今現在、年金生活をなさっている高齢者の方がどれくらいの年金で生活をしておられるのか、具体的な数字を出しながらみていけばプランも立てやすいと思います。
国民年金の満額を受給するには
20才から60才まで、きちんと保険料を納付していれば、満額での受給が可能です。満額は物価や賃金の変動などにより、毎年変わります。26年度の満額は77万2800円でした。できる限り満額での受給ができるようにしておきたいですね。ちなみに平均額はいくらかみなさんはご存知でしょうか。平成25年度の国民年金月額は5万4544円、厚生年金月額は14万5596円でした。
以上のことから考えると、国民年金のみの受給では生活するには到底足りません。そこで、足らない分をどうするかを考えねばなりません。年金の受給開始年齢は65歳ですから、それまでには年金を受けられない期間があることも考慮せねばなりません。61歳から繰り上げて年金を受けられるようにできますが、繰り上げた月数分の年金額が減ってしまうということになります。
今後、年金はどうなる?
現在は支給水準が高く、「もらいすぎ」と言われていますが、低受給者の年金額を高くしなければ生活保護者が増えてしまうための対策といえます。今後の少子高齢化対策として、給付水準が引き下げられ「マクロ経済スライド」による年金額の計算が導入されました。しかし超高齢化社会に向けて、更なる年金の減額、支給年齢の引き揚げが行われる可能性も否めません。
貯蓄・退職金・労働の3本柱
貯蓄には「私的年金」を含みます。老後資金は3000万円必要とも言われています。コツコツ貯蓄して老後に備えるのは確実な手段です。退職金でも貯蓄と同様のことがいえますが、すべてを老後の資金にしてしまう訳にはいきません。もしもの時に置いておかねばならないものでもありますね。
労働による収入を得ることは金銭的にもプラスになりますし、仕事をすることで気力も体力も維持できます。社会貢献にもなり、いつまでも若々しく生活できそうです。
マネープランを立てるには、本人が健康的で生活できる環境を整えることも大切であるとわかっていただけたかと思います。年金の受給額は現在の状態のシミュレートはできますが、今後の動向をみていかなくては資金計算はたてられません。コツコツ貯蓄し、保険料の納付をもれなく行うこと。安心して老後を迎えるために3つの資金力を役立ててください。
施設を効率よく探すには?
高齢者の生活には思っている以上のお金が必要になります。節約しながら入れる老人ホームを探したい方はこちらから相談しながら入居先を決めましょう。無料でプロが相談に乗ってくれます。介護保険のことやかかる費用のこと、受けられるサービスの内容などわからないことも相談しながら納得のいく入居先を見つけることができます。
人気記事
老人ホーム探しはおまかせください
お住まい相談員がピッタリの老人ホームをご提案
09:00~18:00
(年中無休)
老人ホーム探しは、わたしたちにおまかせください!
相談無料!
全国対応!
相談無料!
全国対応!