かゆいところに手が届く介護保険サービス
記事公開日:2015/10/01、 最終更新日:2018/07/23
かゆいところに手が届く介護保険サービス
介護保険のサービスは、介護認定を受けないと利用できないだけでなく、使用目的や頻度など、利用するための制限が厳しく決まっています。近年、多様なニーズと共に介護保険のサービスでは対応できないサービスを希望する人が増えています。
このようなニーズに応えるために介護保険外サービスを行う事業所も増えてきました。今回は、介護保険外のサービスを利用するメリットや利用方法などについてお伝えします。
介護保険外サービスとは
介護保険外サービスとは、その名の通り介護保険外で行うサービスのことです。市区町村など自治体で行う高齢者向けの福祉・生活支援サービスと、民間企業で実施しているサービスなどがあります。
介護保険のサービスは、利用方法や頻度に制限が設けられています。例えば、訪問介護のサービスについて考えてみましょう。介護保険で行う訪問介護では、直接利用者の援助に該当しないサービスや日常生活の援助の範囲を超えるサービスは提供できないことになっています。そのため、利用者の家族のための食事を作ったり、ペットの世話や庭の草むしりなどをしてもらうことは出来ません。また、要支援の方が訪問介護を利用して食事などの家事をしてもらう場合、自立支援の観点から利用者と一緒に行うことが求められます。
一方、介護保険外のサービスは、介護認定を受けていない方が利用できることはもちろんですが、利用に関しての制限などはなく、多様なニーズに応えることができます。
どんなサービスがあるか
介護保険外のサービスにはどんなものがあるか見てみましょう。多くの自治体が提供しているサービスには、高齢者の世帯に食事を届ける配食サービスや、外出の援助や話し相手になってくれる家事援助サービスなどがあります。
また民間企業が実施するサービスには、清掃会社などが行う家事代行サービスや、急な外出などに対応できる介護タクシーなどのサービスもあります。
どうすれば利用できるのか
介護保険のサービスは利用する前に、ケアマネージャーに連絡し、ケアプランに組み込んでもらう必要があります。しかし、介護保険外のサービスならケアプランに組み込む必要はありません。そのため、利用者や家族が提供する自治体や民間企業に直接申し込みを行います。詳しくは地域包括支援センターなどで確認すると良いでしょう。
このように介護保険外サービスは、多様なニーズに応えるサービスとして注目されています。しかし、介護保険のサービスに比べて費用がかかることや、自治体によってサービス内容が異なる点など地域によって使えるサービスに差があることがデメリットになります。今後、住み慣れた地域で医療や介護が一体的に受けられる地域包括ケアシステムの構築が進められていくなかで、介護保険外のサービスを行うNPO法人や地域のボランティア団体が増えてきています。自分が住む地域でどのようなサービスが受けられるのか確認しておくと良いでしょう。
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