介護する上で知っておきたい高齢者のこと

介護をする上で大切なのは、高齢者を知るということです。私たちは介護をする側は介護されたことがありませんし、高齢者を経験したこともありません。

その為、高齢者を知るということは非常に大切なことなのです。ここでは介護をする上で知っておきたい「高齢者とは」についてご紹介していきます。
 

1人1人高齢者を個別に判断して対応していく

介護をしていると、どうしても高齢者をひとくくりにしてしまいがちです。「高齢者だから」「認知症だから」「車椅子に乗っているから」「寝たきりだから」などといってその方を見るのではなく、その方の状態や病状などで判断してしまいがちです。

その為、高齢者個人の個性を消してしまいがちです。

認知症だから何もできないと判断するのではなく、その人自身を知りましょう。認知症で自分の名前も分からなくなった方でも、カラオケできちんと歌えたり、裁縫ができたりします。高齢者といっても若い人と同じように、スマートフォンで遊ぶことができたり、バイクに乗ったりすることができます。

その人自身がどのような個性を持っているのか、その個性に出来るだけ合わして介護をするのが大切なことです。

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尊厳や羞恥心を理解して、配慮する

高齢者は介護を受ける側ですが、介護を行う側は受ける側の気持ちを理解して尊厳や羞恥心を理解しなければなりません。

老人ホームなどでは食事介助によって服が汚れていたり、爪が伸びきっていたり、目隠しも無いままオムツ交換行われることがあります。そういったことは高齢者の尊厳や羞恥心を無視した介護になりますので、きちんと配慮するようにしましょう。

高齢者は介護する人を観察している

介護をする上で注意しておきたいこととしては、私たちが予想しているよりもずっと高齢者は私たちを見ています。「あの人は私のことが嫌いなのかな」「今日は機嫌が悪いのかな」など私たちの行動、言動、表情を観察しています。

その為、しんどさやイライラを態度に出していたり、表情に出していたりすると高齢者は敏感ですので、気づいて介護を頼みにくくなってしまいます。

施設を効率よく探すには？

高齢者の介護はプロの介護士ですら大変と感じる仕事ですから、素人である家族にとってはなおさらです。自宅での介護に限界を覚えたらこちらから無料で相談することができます。老人ホーム探しのプロがぴったりの施設をご紹介しています。予算のことや介護サービスのことなど細かい条件も知り尽くしているプロに相談すれば間違いはありませんね。