介護保険と医療保険の違い
記事公開日:2015/05/28、 最終更新日:2019/02/06
介護保険と医療保険の違いとは!?
介護保険と医療保険の違いについて漠然と捉えている人が多いかもしれません。
ここでは介護保険と医療保険の違いについて紹介したいと思います。
介護保険
まず、介護保険についてです。
介護とは病気でなくても体が不自由で、人の助けが必要な場合に行うサービスです。もちろん、病気の場合に行う介護もあります。
財源は国民の保険料です。高齢者や要介護者に介護サービスを提供するという形の社会保障制度です。
介護を受ける人は「利用者」と呼ばれます。
・被保険者
40歳以上の方全員が被保険者に該当します。
40歳以上64歳未満の人が第2号被保険者、65歳以上の人が第1号被保険者となります。
40歳だと介護なんてまだまだ人ごとのように思えるかもしれません。保険料を払う気になれない人も多いかもしれませんが、だれでも振りかかる問題ですので必ず払うようにしましょう。
・サービスを利用する人
65歳以上の第1号被保険者は介護や支援が必要と認定されるとサービスを利用することができます。
40歳以上65歳未満の第2号被保険者も特定の病気で介護や支援が必要となった場合にはサービスを利用することができます。
医療保険
病気を持っている患者に対して治療を行うのが医療です。
被保険者が怪我であったり、病気で入院、手術となった場合に適用されるのが医療保険です。また、女性の場合は出産の際にも適用されます。
・診療
体に異常があれば健康保険証を提出することで医師の診療を受けることが可能です。必要に応じて往診も認められます。
往診の場合の自動車代は患者さんの自己負担となります。
また、検査も受けることができます。
・薬の支給
治療に必要な薬を支給してもらえます。
ただし、すべての薬が健康保険適用というわけではありません。
医師に処方箋を書いてもらった場合、保険薬局で調剤してもらいます。処方箋の有効期間は交付を受けてから三日間です。
・治療材料の支給
薬だけではなく治療のためのガーゼや包帯、眼帯などの治療材料も保険で認められます。
義手や義足、松葉杖といったものは必要な期間だけ貸出という形です。
・注射、処置、手術
注射や包帯、ガーゼ取替、薬の塗布、体の清拭、点眼や点鼻、酸素吸入、浣腸、人工呼吸。また、患部の切除や縫合などといった手術、放射線療法、慢性病の療養指導といったものも保険の範囲内です。
・入院
健康保険を扱っている医師が必要と認めた場合には一部自己負担を支払って入院することが可能です。入院中は食事も支給されます。
施設を効率よく探す方法は?
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気になる施設が見つかったら見学の手配や同行も行います。介護施設のスタッフとのやり取りやケアマネージャーとの連絡もすべておまかせ下さい。介護保険制度のことや専門用語などわからないことがあった場合にも質問できます。まずは希望する施設の条件からお伝え下さい。
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