年金の受給額を計算してみよう
記事公開日:2015/05/28、 最終更新日:2018/07/31
国民年金の計算方法
現在、20~60歳代の日本国民は全員国民年金に加入しています。定年後、受け取れる老齢基礎年金はいったいいくら位になるのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。
国民年金の受給額は加入期間によって決まります。
77万2800円×加入期間(月数)(保険料納付済月数)/480(平成26年度価格)
この計算からいうと20歳から60歳まで40年間保険料を支払い続けていたら満額約80万円受け取れるということになります。納付期間が少ないとそれだけ額も少なくなるということです。
免除期間
自営業者や学生の場合、免除制度を利用することがあります。免除した期間があるとちょっとだけ計算が変わってきます。
また、免除の種類にもいろいろあります。それによって年金への反映も変わってきます。平成21年度以降は国庫負担の引き上げによって反映される割合もかわり、計算が複雑になります。
(All about 年金受給額を簡単早見表でチェック!国民年金より)
この表によると40年間すべて「全額納付」ならば満額の80万円受け取れるということになります。
平成21年4月以降の引き上げではこのようになります。
(All about 年金受給額を簡単早見表でチェック!国民年金より)
従来ですと全額免除20年間は13万3000円でしたが平成21年度以降は全額免除20万円となりました。
平均の受給額
老齢基礎年金の受給額について紹介してきました。
公的年金はこの基礎年金だけではなくサラリーマンと公務員は厚生年金に加入しています。これは年金の二階部分などと言われます。
平均の受給額を見てますと国民年金が5万4544円、厚生年金が14万5596円となっています。
厚生年金は国民年金の約2.7倍となっています。
国民年金は平成24年度までは受給額が伸びていたのですが、平成25年からは物価の上昇に伴い給付額が下がる傾向にあります。
年金だけで生活できない現実
この受給額を見ていますと年金だけでは生活が難しいということがわかっていきます。厚生年金と合わせるとなんとかギリギリ生活できるというレベルですが、それでも安定した老後というわけにはいかなそうです。
特に女性の厚生年金月額支給額は男性と比べて少なくなっています。
男性の平均額が166,418円に対して女性は102,086円と約1.6倍の開きがあります。
国民年金も女性のほうが少ないです。
女性は結婚や出産に伴い仕事を辞めて専業主婦となる人も多いため、このような平均となっているのでしょう。
最近は結婚や出産をしても仕事をやめないひとが増えていますし、生涯シングルの人もいます。
堅実に貯蓄し、生命保険や健康保険等に加入しておくことも大切です。
年金だけに頼ろうとせず、老後に向けた準備をしておきましょう。
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