介護業界の離職率
記事公開日:2015/11/04、 最終更新日:2019/03/25
厚生労働省の発表では、介護職の離職率は平成26年度で1年間に17パーセントとなっています。全体では15パーセント前後ですので、介護職の離職率は高いといえます。ではなぜ高いのでしょうか。
再就職がしやすいのですぐに辞める
介護業界は他の業界と比べて常に人材不足で再就職が容易にできるといえます。求人広告を見ていればわかりますが、求人広告のほとんどが介護業界であるということも珍しくはありません。
今働いている職場で嫌なことがあった→次の職場に移ってみよう。というのが簡単に行えるのが介護業界にはあります。
雇う側は経歴を重視しない傾向にある
介護業界は人員配置というものがあります。高齢者〇〇名に対して職員は〇〇名配置しないといけないという決まりです。
その決まりを守らないと減算があり、運営に支障をきたしますので「誰でも良いから雇う」といった施設も中にはあります。
ヘルパー2級や介護福祉士を持っていれば即採用といった基準を持っているところもありますので、再就職のハードルは下がります。
年齢が高くても再就職できる
介護業界はある程度年齢が高くても再就職ができる業界です。通常であれば35歳を過ぎてしまいますと再就職が難しくなるのが一般的ですが、介護業界の場合は50歳を過ぎても正社員で雇ってくれるところが多いです。
特に介護福祉士などの資格を取得していると、ある程度年齢が高くても年齢問わず再就職ができます。
また、資格がなくても経験があれば即戦力としてみなされて、再就職が行いやすい傾向にあります。これは看護師などでも見られる傾向です。
こういったように再就職が行いやすいから、介護職の離職率が高い原因があります。もちろん介護は仕事がきつく、給与も安いのが離職率の原因となっている部分もありますが、もう少し就職が困難であれば離職率も少なくなっていたと考えられます。
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