ケア付き高齢者住宅の特徴
記事公開日:2015/05/29、 最終更新日:2018/07/31
ケア付き高齢者住宅とは?
ケア付き高齢者住宅とは施設ではなく、高齢者のための賃貸住宅です。
老人ホームといった施設は入所費用は安いですが、空きが出るまでに数ヶ月から数年待たされることもありますが、ケア付き高齢者住宅は最近では物件の数が増えているので空きのある物件を見つければすぐに入居することができます。
また、長期間住むことができます。
高齢者の身体機能に配慮して、最初からバリアフリーに設計されていますし、訪問介護事業所などが併設されている物件ならいつでも安心して介護サービスを受けることができます。
ケア付き高齢者住宅は2011年に高齢者住まい法が改正されて国土交通省、厚生労働省共管の制度として創設された「サービス付き高齢者向け住宅制度」にも対応している住宅です。
一定の要件を満たしていれば国の補助金などの支援を受けることもできます。
一般の賃貸とケア付き高齢者住宅の違い
一般の賃貸住宅とケア付き高齢者住宅はどのようにちがうのか表にしてわかりやすく紹介します。
諸条件 | 一般賃貸住宅 | ケア付き高齢者住宅 |
入居対象 | 20~30代の単身者やカップル、ファミリー | 単身の要介護高齢者 |
エリア | 若年層が集まる都市部 | 都市部・地方問わず高齢化率の高いエリア |
立地条件 | 通勤や通学、買い物、公共施設等利便性の高いエリア | 買い物やスタッフの通勤に便利で公園などが近くにあるエリア |
敷地の規模 | 戸建賃貸住宅なら30坪程度から | 用途地域や運営事業者の要望によるが低層建築の目安としては200坪前後 |
行政の許可 | 通常、建築許可のみ | 都道府県の申請・登録が必要 |
事業の開始 | オーナーの自由 | 運営事業者が決定してから建物を建築する |
建築プラン | オーナーの意向を反映 | オーナーだけではなく運営していく医療・介護事業者の意向を反映 |
契約形態 | 入居者と個別賃貸借契約 | 運営事業者と一括借上契約 |
賃料 | 周辺の家賃相場を目安に一戸単位で設定 | 運営事業者との交渉。通常、部屋数に関係なく建物延床面積×坪賃料で計算 |
今後さらに増えるケア付き高齢者住宅
1人で暮らすことが難しくなった高齢者を受け入れるケア付き高齢者住宅は今後さらに増えていくだろうことが予想されます。
国は2020年までに全国60万戸つくる予定だと発表しています。現在9万戸ありますから、60万戸というとかなりの数だということがわかります。
2020年には高齢者世帯は約1000万世帯から1245万世帯まで急激に増加します。そして今後減ることなく、2030年には4286万世帯まで増えると推計されています。
施設を効率よく探す方法は?
ケア付き高齢者住宅は年々数が増加しています。どこを選んだらいいのかわからない!という場合にはプロにおまかせ下さい。こちらから無料で相談可能です。
ケア付き高齢者住宅を探す場合には一般賃貸と異なり様々な条件を考慮して選ぶ必要があります。要介護度や医療など様々な条件から一番ふさわしい高齢者向け住宅をご紹介します。
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