入浴を拒否する高齢者の対応方法
記事公開日:2015/11/11、 最終更新日:2018/07/19
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入浴を拒否する高齢者の対応方法
高齢者の介護拒否の中で多いのが入浴拒否です。何日もお風呂に入らない方や、人によっては数週間、数ヶ月入っていない人もいます。こういった人は悪臭があるだけではなく、衛生面が悪く感染症にかかりやすくなったり、他の病気を引き起こすことがあますので注意が必要です。
入浴拒否をする方に対しては、どのようなアプローチの方法を取れば良いのでしょうか。
①段階を踏んでいき、お風呂に入れるようにする
最初からお風呂に入るということは難しいことが多いです、最初は着替えからアプローチしていきましょう。着替えであれば応対してくれる高齢者多く、着替え→体をタオルで拭く→シャワー→入浴といったように段階を踏んで行うと、高齢者も抵抗少なく入ってもらえるようになる可能性があります。
②入浴が行いやすい環境で対応する
これは介護施設などで見られることですが、浴槽や更衣場所にプライバシーが確保されていない、お湯が汚れている、職員が異性の職員だということで入浴拒否をしている高齢者も多いです。
これはきちんと高齢者に話を聞き、できるところは改善をするようにしましょう。特にお湯が汚れているなどは、高齢者の入浴拒否でよく聞かれることですので、個浴で対応するなど工夫してみましょう。
高齢者がなぜ拒否しているのか原因を知って、それに合わして対応することが大切です。
③認知症の方の場合は様々な方法で試してみる
認知症の方の場合は、何が原因で拒否しているのかわからないことが多く、介護する側としても対応方法に困ることがあります。
その為、いろんな方法を試してみると良いでしょう。例えば、声かけを工夫しましょう。「これから外出をするので、着替えだけでもしておきましょう。」や服の汚れている部分を見せて「新しい服を買ってきたので、せっかくですから着替えて下さい」などといったように、できるだけ自然な会話で着替えてもらう、そこから入浴にまで徐々に持っていくことが解決の糸口になります。
施設を効率よく探すには?
入浴など介護に拒否が見られる高齢者にも真摯に対応してくれるスタッフがいる施設を紹介してもらえます。こちらから無料相談してみましょう。
拒否があるのを無理に押し付けるのではなく、その人の気持ちに寄り添うことが大切です。どんな介護をしているのかどうか、実際に見学にも連れて行ってもらえるので施設の雰囲気を事前に知ることができますよ。
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