老老介護でも快適に生活ができる対策方法
記事公開日:2015/11/12、 最終更新日:2018/07/19
老老介護でも快適に生活ができる対策方法
近年独居高齢者が問題になってきていますが、それと同じように老老介護も問題になっています。高齢者が高齢者を介護するのは様々なリスクがありますので、しっかりと対応をしないといけません。
老老介護でも問題なく、快適に生活してもらうためにはどのような対策方法があるのでしょうか。介護従事者の視点から説明していきます。
①老老介護は共倒れになりやすい
老老介護で注意したいこととしては、要介護者と介護者が共に倒れてしまう事です。特に老老介護の場合は高齢者が高齢者を介護することになりますので、介護者の身体的な負担、精神的な負担がかかり介護者が倒れてしまいます。そうなってしまいますと、要介護者を見る人が居なくなり共倒れになってしまうのです。
介護保険などが入っていれば特に問題はないのですが、介護保険を知らない、地域住民に助けを求められない、子供などの2人以外の家族がいない場合は深刻な事態になりやすいですので注意が必要です。
②介護保険を使う際のポイント
介護保険を使う際は、要介護者の介護をするとともに、介護者の負担も軽減するように心掛けましょう。距離を置くという事も大切になってきますので、訪問介護以外にも、通所介護やショートステイなどを使用しても良いでしょう。
また、その際には介護者にしっかりと目的を説明して、休息してもらうようにしましょう。
③家族に声をかけておく
介護保険を適用させたとしても、介護保険は24時間対応ではないですし、出来ることも限られていますので、できるだけ子などの他の家族の協力を仰ぐようにしましょう。
子どもの中には仕事などが忙しく、なかなか会いにこれない人も多いです。その為現状を把握できていない時もありますので、状況を伝えておくようにしましょう。
そして出来るだけ来てもらうように声をかけておきましょう。
また、家族がいない場合は地域住民や民生委員に声をけておくことも対策をしては有効です。
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