年金保険のメリットやデメリット
記事公開日:2015/11/12、 最終更新日:2018/07/19
年金保険のメリットやデメリット
老後の資金は、公的年金の他に最低3000万円必要と言われています。この数字を見てあなたはどのように感じますか。公的な年金の他に個人年金保険に加入する人が増えています。今回は、年金保険とはどのようなものなのか、メリットやデメリットなど年金保険について知っておきたいことについてお伝えします。
年金保険で老後資金を貯める
年金保険に加入する最大のメリットは、確実に老後資金を貯められることです。年金保険を利用すれば毎月一定の額を自動的に貯められますし、銀行の預金と違い手軽に引き出せないので確実に資金を貯めることができます。また、個人年金保険を利用すると税金控除が受けられたり、万が一死亡した場合に死亡給付金が受け取れるメリットもあります。
年金保険の返戻率と利回り
年金保険の商品を見ると、返戻率というものが大きく掲載されています。商品を選ぶ際も返戻率を重視して決定する人も多いですよね。年金保険の場合、返戻率は商品によって異なりますが、120%前後の商品が一般的です。これは100万円預ければ、年金として支給する際に120万円になって返ってくるというものです。これだけ聞くとすごく得をするように感じますが、利回りで見てみると違った見方が出来ます。利回りとは利子などで受取る年間の収益のことです。これらの商品は利回りで計算すると1%程度にしかなりません。つまり、年金保険は資金を増やすタイプの年金積立方法ではないと言えるでしょう。
年金保険は元本割れの危険も
もう1つ年金保険で注意しなければならないことは、元本割れです。払込期間中に現金が必要となり途中で解約してしまうと、元本割れの可能性が高くなります。また、受け取り方法によっては払い込んだ金額よりも少なくなってしまうというケースもあります。例えば終身年金の場合、一生年金を受取れるのが魅力ですが、支払った金額よりも多く受け取るためには、20年以上受取る必要があります。そのため、年金保険で払い込む保険料は無理のない金額に抑えたり、受取る方法についてもしっかり考えて決めると良いでしょう。
いかがでしたか。このように老後資金をどのようにするか早くから考えておくことはとても大切です。若いうちは子育てや家のローンなどもあり、貯蓄することが難しいと感じる人もいるでしょう。しかし、将来のために毎月まとまったお金を取り分ける努力をして下さい。そのような場合、無理のない範囲の額から始められるプランを選ぶと良いでしょう。どの方法にもメリットやデメリットがあります。これらを良く考えて自分にあった方法で老後の資金を確保しましょう。
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