高齢者医療について
記事公開日:2015/11/16、 最終更新日:2018/07/18
高齢者医療について
高齢者は65歳以上を指し、そのうち75歳未満を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と言います。2008年に改正された高齢者医療制度では、75歳以上の方の医療保険を一元化しています。少子高齢化により、医療保険の財源がひっ迫し、なかでも高齢者医療にかかる割合が大きくなってきたため、高齢者自身が保険料を負担するように改正されました。
後期高齢者医療保険について
改正されるまでは国民健康保険や社会保険などに加入している後期高齢者もいましたが、改正によりすべての後期高齢者が後期高齢者医療保険に加入することとなりました。その際に、国保などの他の保険からは脱退し、医療制度を一本化しています。
また、子どもの扶養家族になっていた方も、改正後は後期高齢者医療保険の被保険者となりました。これにより、それまでは国と現役世代が賄っていた保険料を、後期高齢者が一部負担をすることになりました。
自己負担について
・保険料
保険料の自己負担は、生活保護などの特例を除いて後期高齢者は1割、前期高齢者は2割です。これは、2017年の改正で負担額が引き上げられると予想されています。保険料は都道府県ごとに異なります。
個人負担で大きく変わった点は、それまで扶養家族であった方も保険料を支払うようになったところです。これにより、財源は多少確保されることになりましたが、そもそも収入(年金)が少ないため扶養家族になっていた方にとっては、大きな出費になるといえるでしょう。
・医療費
医療費についても、後期高齢者は1割、前期高齢者は2割負担となります。ただし、ひとつの世帯で医療費と介護サービス費の両方が一定額以上となった場合は、高額医療・高額介護合算制度により減免措置が取られます。
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高齢者医療のポイント
後期高齢者医療保険制度では、保険料はすべての被保険者が負担する仕組みです。これまで扶養家族であった方にも保険料の支払いが生じるため、保険料の軽減措置が取られています。
しかし、これは世帯単位であるため、たとえば夫に一定以上の収入がある場合は、妻に収入がなくても保険料の軽減措置は取られません。また、滞納には厳しい措置が取られます。費用などで困ったら、お住まいの自治体の役所でじゅうぶんに相談されるとよいでしょう。
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