自宅で終末期ケアを適切に行うためのポイント
記事公開日:2015/11/17、 最終更新日:2018/07/18
自宅で終末期ケアを適切に行うためのポイント
終末期を住み慣れた自宅で過ごしたいと思われる方や、自宅で過ごさせてあげたいと思われる方もいらっしゃるかと思います。本人・家族にとっても自宅での看取りはとても大変な事で、覚悟がいる事ですが、ここでは自宅での終末期のケアを適切に行う為のポイントを紹介したいと思います。
①医療機関との密な連携
病気が治る見込みが無いと言われたら、素直に受け入れる事の出来る人は少ない事だと思います。多くが自分や家族、周りの人を責めたり、ふさぎ込んでしまう場合もあるでしょう。「最期を自宅で迎えたい」と、自宅へ帰っても穏やかに生活が出来るとは限りません。
病気に伴う痛み、精神的な不安や苦痛が常にあるかも知れません。
体の変化や薬の処方等、常時医療機関に相談できるように整えておく必要があるでしょう。また、医師や看護師、理学療法士等が自宅へ訪問する在宅医療のサービスを利用する等し、本人や介護者の不安を軽減したり、適切な体調管理ができるよう整えておくと良いでしょう。
②安心感や満足感をあたえる
介助者は、優しく話を聞いてあげたり、不安な気持ちをくみ取ってあげたり、本人の気持ちを大切に関わる事が大切です。身近な人が「いつも優しくしてくれる」「いつも話を聞いてくれる」「いつも微笑んでいてくれる」それだけでも本人は安心する事ができるでしょう。
ですが、介助者も人間ですから、いつも同じように優しく接する事が難しい時もあるでしょう。無理をせず息抜きも必要です。良いケアをするには自分自身にもゆとりが無ければできません。相談相手を作る事や介助を交代できる環境作りも大切でしょう。
③覚悟を決める
介助者が死としっかり向き合い、覚悟を決めておかなければ、終末期ケアをする事は難しいでしょう。今までの思い出話や感謝の気持ちを沢山伝えましょう。臨終が近づくと、会話をする事も難しくなるかもしれません。ですが聴覚は最後まで残るといわれていますので、話しかける事を辞めず、常に誰かが側にいてあげましょう。
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