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高齢者にとって危ない体重減少

記事公開日:2015/11/19、 最終更新日:2018/07/18


高齢者にとって危ない体重減少

高齢者にとって危ない体重減少

若い頃ふっくらしていても、次第に痩せ細り体重も減っていきます。日本では高齢者の5人に1人が低栄養状態であると言われています。昔の日本に比べ、栄養のある物が多くある中、なぜ低栄養や体重減少が起きてしまうのでしょうか。
 

①高齢者の体重減少

高齢になるとそれだけで様々な病気のリスクがあります。なぜなら、体中の細胞や組織、機能も年をとっているからです。また、食欲に影響する視覚や味覚、臭覚の機能も低下するため、食事摂取量は減ります。必要な栄養素を吸収する能力が低下した上、摂取量まで減ってしまえば必然と栄養が不足してしまいます。
さらに高齢者はそれまでの生活の中での嗜好に食事内容が偏っていたり、同じ内容のものを食べていることが多く、栄養が偏ることも原因になります。
その他に動くことが少なくなり筋肉が脂肪に変わることも体重減少につながります。脂肪は筋肉ほどエネルギーを必要としないため食欲が低下します。このような負の連鎖によって高齢者の体重は減少していきます。

②体重減少が命を脅かす

若い頃はダイエットと言い、いろんな方法を試した経験があるかもしれません。しかし、高齢者にとって体重減少は、時に命を脅かすことになるのです。高齢になると減少する筋肉量ですが、体重の通常60%は水分でできており筋肉は最も水分を貯えています。しかし、筋肉量が減ることで体の中の水分量が減ってしまいます。さらに腎機能の低下による水分量の低下、喉の渇きを伝える機能の低下など、様々な原因が重なることで脱水に容易になりやすくなります。
水分は飲み物だけでなく食べ物からも吸収されます。このように体重減少により脱水だけでなく新たな病気を起こす可能性もあるのです。
>関連:なぜウチシルベは無料で老人ホームを探してくれるの?
 

③体重減少を防ぐ方法

まずはバランスのよい食事を心がけることです。とはいえ、夫婦2人暮らしや独居の場合、バランスのよい食事を用意するのは難しいでしょう。
そこで、宅配弁当サービスというその人その人に合わせた内容のお弁当を届けてくれるサービスを利用する方法があります。3食全部ではなくても、1食お昼だけでもバランスのとれた食事を摂ることで少しでも栄養の偏りを防ぐことができます。
また、自身で用意する時にも卵や大豆、肉、魚などのタンパク質の多い食材や乳製品などのカルシウム、野菜などの食物繊維が豊富な食材を選んで調理することを心がけるようにします。

 

効率よく施設を探す方法は?

一人暮らしの高齢者や認知症の高齢者にとって危険な体重減少。栄養士が在籍し、栄養管理を行っている高齢者向け施設も多数あります。施設への入居を考えるならウチシルベのお住まい相談員にご相談下さい。こちらから無料で相談可能です。
一人暮らしや高齢者夫婦住まいの方の施設入居に関して多数の実績があるお住まい相談員におまかせすれば安心です。気になる施設への見学同行も行っています。

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