認知症夫婦の介護
記事公開日:2015/11/20、 最終更新日:2018/07/18
認知症夫婦の介護
日本では男女共に平均寿命が80歳を超えていますが、80歳以上の認知症発症率は20%です。夫婦どちらかが認知症でその介護をするといっても、それほど年齢も離れていない高齢者同士では様々なことが大変になります。
また夫婦共に認知症となる確率は40%程で、実際に認知症を抱えながら認知症の相手の介護をしている夫婦もいるのです。
①認認介護
認知症の方が認知症の方を介護することは認認介護と言われています。もちろんこの場合はどちらかが軽症でどちらかが重症ということになりますが、お互いに症状がある以上2人だけで問題なく生活することは難しいです。
そこで利用するのが介護ヘルパーです。内服薬の管理や食事の世話など、できる限り2人だけでも生活できるようにサポートします。
②どんな問題が起こるのか
認知症であるから、お互いのことどころか自分のことさえ分からなくなる場合もあります。すぐ忘れてしまうことから火の後始末ができずにぼや騒ぎ、食事をとるという認識がなく夫婦共に栄養失調になるといった問題がおこってきます。
しかし、誰かに助けを求めることが難しいため例え介護ヘルパーが出入りしていても気付くことができない場合もあるのです。
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③お互いを介護する理由
認認介護だけでなく老老介護というのもよう耳にすると思いますが、これらの問題は介護を受けたくてもお金の問題や施設の入居待ちなどの理由から介護を受けられないということです。また核家族化が進み高齢の夫婦だけで暮らしていることが多く、誰かに気付いてもらう機会が少なく問題が起きてから状況に気付く場合も多いのです。
これは今の社会では避けることができない問題なのかもしれません。
できることは、まず認知症や要介護状態になることを防ぐことです。今では予防的な介護サービスもあります。介護保険だけでなくても地域の交流やお友達との交流を積極的にすることでも刺激になります。
離れて暮らす家族は頻繁に連絡を取り、状況を聞くなど様子に変わりがないか伺うことも大切です。
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