高齢者の尊厳を大切にするにはどうしたらいい?
記事公開日:2015/11/24、 最終更新日:2019/11/08
介護を行う側は高齢者の尊厳を守る
最近のニュースでも介護士による高齢者の虐待や、介護を苦にした家族による事件などが話題になっています。こうした事件が起こる理由の背景として高齢者の尊厳を無視した介護をおこなっていることが考えられます。
以下、どのような行動が高齢者の尊厳を侵しているのか、どうしたらいいのか具体例を挙げてわかりやすく説明していきます。
①おむつ交換、トイレ誘導を一斉におこなっている
これは従来型特養などでよく見られる光景ですが、排せつ時間を施設側で決めて、一斉におむつ交換やトイレ誘導をするというものです。これは、業務をスムーズに進めていくには非常に効率の良いものですが、高齢者からしてみれば迷惑行為、高齢者のトイレに行きたい、おむつを替えてほしいという気持ちを無視しているといえます。
私たちと同じように、トイレに行きたいときに連れて行ってほしい、おしっこが出たらおむつ交換をしてほしいという気持ちをくみ取るようにしましょう。
②プライドを尊重する
尊厳とは、簡単にいうとプライドのことです。プライドを守ることが大切です。
例えば、認知症である程度分らなくなってしまった場合でも、きちんとその人の個性を理解して対応しないといけません。
いくら理解力、認知力が低下したとしても、その方は私たちよりもはるかに長い年月を生きている人生の先輩なのです。
「何をしているの!?」「こんなことをしたらいけないでしょ!」と声を大きくしたり、子供扱いするということは高齢者の尊厳を傷つけているので注意しましょう。
認知症相手にはこういった言葉使いはよく見られるが、町で歩いている高齢者に対してはこのような言葉は使わないと思います。当たり前のことを行うことによって高齢者の尊厳は守られます。
③高齢者は敏感です
注意しておきたいのは、高齢者は私たちのことをよく観察しているということです。私たちの言動や行動をよく見ていますので、見られている気持ちで接するようにしましょう。
高齢者の尊厳を守るためには、必要な気持ちの持ち方だと思います。
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