高齢者のメンタルヘルス
記事公開日:2015/11/27、 最終更新日:2018/07/18
高齢者のメンタルヘルス
誰でも避けることができないのが老化です。生まれたばかりの赤ん坊ですら、いつかは杖をついて歩く日がやってくるのです。
そして、老化によってさまざまな問題が出てきます。それは介護する側にとっても大きな問題になります。
①高齢者に多い心の病気
年を重ねれば、同じだけ年を重ねた体もあちらこちらで異常が出てくるものです。その中には心の病気もあります。
実は高齢者に多いのがうつ病です。若い頃は当たり前にできていたことができなくなり、記憶力は低下し、自分の役割を失っていき、周囲の人の死を経験することも増えてきます。そのため、考え方はネガティブになり落ち込んだりやる気を失ってしまいます。その積み重ねがうつ病につながっていきます。症状としては若い世代のうつ病と変わりないですが、高齢者の場合は身体的な症状として現れることが多いです
もう1つは認知症です。うつ病と認知症は症状が似ているところがあり、誤診されてしまうことがあります。
ただ、認知症の場合はうつ病様症状に加えて、記憶の障害や場所、名前などが分からなくなる見当識障害、妄想、幻覚といった症状が現れ、特に環境の変化で起こりやすくなります。
うつ病、認知症ともクスリによる治療がありますが、認知症は経過を遅らせることが目的で根本的な治療はできません。そのため、長く上手く付き合っていくことが必要になります。
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②家族の関わり方
心の病気を抱えた家族を介護するの並大抵のことではありません。介護する側がうつ病になることも少なくありません。
介護をする上で1番大切なのは、「年だから」で片付けてしまわないことです。どんな時も尊厳を持ち、しっかり話を聞いてあげましょう。そして、否定するのではなくまずは肯定します。否定することで余計強く主張してくるので、最後までしっかり聞きます。
また生活環境をできるだけ変えないことです。環境の変化は混乱を招くきっかけになります。生活リズム、生活の場は本人が慣れたいつもと同じ状態になるよう心がけましょう。
③老いを受け入れること
年をとった鏡の前の自分の姿を見て、シワが増えた、白髪が増えたと思う日があるでしょう。同じ年なのに体力もあって生き生きした高齢者もいれば、ほとんど動かずどんよりとした毎日を過ごす高齢者もいます。その違いは何でしょうか。持病や元々の素質の関係もあるかもしれませんが、自分の老いを受け入れることが大切です。
若い頃よりできなくなることが増え、見た目も老けてくるのは当然です。でも年を取ったからこそできることもたくさんあります。自分にできること、そこに気づいて前向きに生活することで、簡単に「年のせい」なんて言われない生き生きとした高齢者になれるのではないでしょうか。
施設を効率よく探すには?
高齢者のうつ病やメンタルヘルスにも適切な服薬管理や心のケアが必要になります。精神科のクリニックが母体となっている老人ホームなども紹介可能なウチシルベにお問い合わせいただければぴったりの施設を紹介することができます。こちらから無料で相談可能です。
対応してほしい症状や既往歴などもなんでもお伝え下さい。実績多数のプロが各地にいますので直接相談することができます。
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