高齢者の一人暮らしで必要な生活費っていくら?
記事公開日:2015/12/08、 最終更新日:2019/02/22
高齢者の一人暮らしで必要な生活費っていくら?
平成26年版高齢社会白書によると、一人暮らし高齢者は、毎年のように増加しております。もちろん、高齢者数は、女性の方が多いことから、一人暮らし高齢者も同様です。これからも増加していくことが予想されている一人暮らし高齢者ですが、いったいいくら生活費が必要なのでしょうか?
①高齢者の身体的状況、経済状況はさまざま
元気な高齢者と要介護の高齢者とでは異なるでしょうし、お金持ちの高齢者と生活保護を受給している高齢者とでも異なるでしょう。それぞれの高齢者の身体的状況、経済状況により必要な生活費も異なります。しかし、一人暮らしで贅沢できる方は限られていると思われます。年金と介護保険が大きく生活費に寄与しているものと考えられます。ご自身の資産も重要なカギを握っているのかもしれません。
②具体的な金額や考えられる費用は?
総務省の「家計調査」平成25(2013)年データによると、60歳以上では月150,736円と示されています。月150,736円を高いとみるか安いとみるかは、各高齢者の身体状況、経済状況により異なるでしょう。明らかなことは、要介護状態になれば介護保険に頼らざるを得なくなり生活費を圧迫していきます。介護保険で購入できないものもたくさんあります。従って、要介護状態になると生活保護受給者も増加していることが現状です。食事は毎日誰もが摂取するものであるため、生活費の中でも重要な項目です。一人暮らしの場合は、すべてにおいて割高になることから買いだめも効率的ではありません。配食弁当を頼まれる方もおられます。住居においては、家賃はもちろんのこと光熱費、特に電気代は夏季、冬季とも生活費に重くのしかかります。昨今の異常な気象状況により身体を守ることからエアコンは必須であり、一人暮らしの熱中症による死亡事故は顕著な例です。介護保険の利用料についても今年から収入に応じて1割から2割負担になられる方もおられます。単純に利用料が2倍に跳ね上げることになりため息が出るばかりです。
③将来に備えて
高齢者の一人暮らしは、将来増加することが予想されることから、他人ごとではありません。いつ一人暮らしになるかわかりませんので、将来のシミュレーションを概算でもよいので、今からして考えてみて損はないと思われます。
将来の介護保険、医療保険、年金についても不安要素はたくさんありますが、相談相手がおられるうちに、現状把握と将来の検討をできる範囲で一緒に考えていきましょう。
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