精神科デイケアに参加するために
記事公開日:2015/12/09、 最終更新日:2018/07/18
目次
精神科デイケアに参加するために
精神科デイケアやうつ病の回復期の就労支援であるリワークデイケアに参加することで、少しずつに日常生活や社会生活に目を向けていくことができます。しかし、1度行くだけではなく数か月にわたって何度も通うことでその効果が見えてきます。
①精神科デイケアへの参加費は保険を使えるのか
精神科デイケアは外来治療です。それぞれの加入してる健康保険が適応され3割負担では1日1000~2500円程度で参加できます。しかし、通院の期間が長くなると保険を利用していても負担は大きくなってきます。そこで、自立支援医療制度の利用をお勧めします。自立支援医療制度は所得に応じて1か月あたりの自己負担上限金額を定めており、それに満たない間は1割負担になります。
②どれくらいの日数、期間参加するのか
疾患やそれぞれの状態、希望にもよりますが、最初に参加してから2年間は毎日参加することが可能です。しかし、3年を超えると週5日に限られてきます。全体の期間としてはだいたい6か月から1年、長くても2年以内となっています。
③精神科デイケア、リワークデイケアへの参加を終了する理由
デイケアの目的には再入院、再発の予防があります。しかし、残念ながら終了理由で一番多いのが症状悪化、再入院で全体の半数近くを占めます。次いで通所困難や自宅の手伝い、参加の必要性の低下による本人の意思での終了があり、最も少ないのが復職、復学という現状です。
このことから、精神科疾患の治療がどれ程難しいものなのかがわかると思います。精神科疾患を抱える方が増えていることで精神科デイケア、リワークデイケアのように生活改善や社会復帰をめざす治療のほかにも、家族でサポートしていくための相談機関や自立支援のための就労先などさまざまな支援があります。
また、病院や診療所、医師や看護師などの医療者も合う、合わないがあります。目で見て治療することのできない心の病気だからこそ自分に合った場所で辛い状況から抜け出すために挑戦しやすい方法を信頼できる医療者や家族と一緒に選択し、一緒に回復をめざしていける環境が必要です。
施設を効率よく探すには?
精神科に通っている、入院中という高齢者が生活できる老人ホームや高齢者住宅を紹介してもらえます。こちらから無料で相談可能です。
見守りや介護が受けられる施設を紹介してもらえます。事前に見学にも連れて行ってもらえるので施設での生活の様子がわかりますし、環境の変化に敏感な方も体験入居などで徐々に慣れていくことができます。
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