介護保険施設サービス費とは
記事公開日:2015/12/10、 最終更新日:2018/07/12
介護保険施設サービス費とは
要介護認定を受けた利用者が介護保険でサービスを使うと、使用したサービスが点数化され、金額に換算されます。利用者はその1割を支払い、残りの9割は介護保険から給付されます。介護サービスは自宅以外でも、介護施設で受けられます。介護施設で受けるサービスを介護保険施設サービス費と呼びます。
①介護保険施設は3種類
介護サービスを受けられる介護保険施設は3種類です。介護老人福祉施設(特養)、介護老人保健施設(老健)、介護療養型医療施設(介護療養型病院)です。有料ホームは、介護付きであっても「自宅に類する」とみられるので、介護保険施設には該当しません。介護保険施設に入所すると介護サービスを受けられます。入所者は、利用した介護保険施設サービス費の1割と、それ以外に居住費と食費と日常生活費を支払います。
②介護保険施設サービス
利用できる介護サービスは、入所者の要介護度に応じて利用できる範囲が定められています。要介護度が高くなるにつれ、利用できるサービスが多くなります。
身体的に介護度が高く、胃ろうや吸引などの医療行為も必要な方は、サービスの範囲が最も広いと言えますが、上限が決まっています。介護サービスを多く利用すれば、それだけ自己負担も増加します。また、要介護度で決まっている範囲を超えてサービスを利用した場合は、超えた分は自己負担となります。
③費用負担について
原則的に、利用者は介護保険施設サービス費の1割を支払います。その他で支払う費用の中で、居住費は入所する施設と部屋のタイプによって、かなり幅があります。たとえば要介護5の方が老健に入所した場合、従来型で多床室だと月に1万円程度ですが、ユニット型の個室になると月6万程度になります。
居住費は住んでいる自治体によっても異なります。費用負担の減額対象として、生活保護を受けている方や、年金などの年収が一定額以下の場合は、居住している自治体から補助金が支給されるので、食費と居住費は減額されます。
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