脳は鍛えることで若返る
記事公開日:2015/12/24、 最終更新日:2019/05/08
脳は鍛えることで若返る
脳年齢という言葉がありますが、これは実年齢とは違い脳がどの程度の機能を持っているかを年齢で表したものです。脳の細胞は5歳頃まで急速に増え続け、20歳頃まで容積は増え続けます。
最大で60兆個にもなる脳細胞ですが、20歳を過ぎると誰でも年齢と共に脳細胞は減少していきます。最近では脳細胞は増えるという説も出ていますが、まだ定かではないようです。
現段階では脳細胞の減少は脳の老化であり仕方がないことです。しかし、脳の働きを良くすることで脳年齢を維持、さらに若返らせることができるのです。
①脳細胞が減少しても、脳は成長できる
脳の中には脳をつくっている様々な細胞があり、それはすべて脳の細胞=脳細胞です。これは年齢と共に減少してしまいますが、脳の成長というのはこの脳細胞の減少に関係なく脳の神経細胞の働きによるものなのです。脳は身体の様々な器官に指令を出し機能させたり、感覚や記憶など様々な役割があります。
脳年齢というのは多くの場合これらの機能のうち覚えたり、考えたりする機能のことをいう場合が多いです。これらは脳細胞の中の神経細胞を鍛えることでその機能を高めることができます。
脳細胞と脳細胞をつなぐケーブルのような神経細胞がネットワークをつくっており、鍛えることによってケーブルは太くなりネットワークも広がっていきます。それによって覚えたり、考えたりする機能が高まるため、脳細胞が減少していても脳を成長させ、若返らせることができるのです。
②脳を活性化させて介護予防
脳の機能を十分に使い活性化させると、脳の血流がよくなり細胞に酸素が行き届いて、脳の機能低下つまり脳の老化を防ぐことにつながります。それにより認知症の予防や進行を遅らせることができると言われています。高齢になったとき、認知症があるのとないのとでは介護の負担が違います。また、要介護者となった本人も忘れてしまうこと思い出せないことはとても辛い症状です。
脳細胞の減少は誰にでもおこりますが、脳の機能の低下は防ぐことができるのです。20歳から脳細胞が減少していくことを考えると、早いうちから脳を使うことを意識して脳年齢を維持していくことも大切です。
③脳年齢を若返らせる方法
歩くことで脳年齢を若返らせることができます。脳は使えば使うほど若返らせることにつながります。歩くということは予想以上に脳を使う行為なのです。
私たちは足の筋肉を働かせて足を踏み出し、歩きながら物を避けたり、何かを見たり聞いたりして考えたり、肌で風を感じたりと、ただ歩いているだけのようで無意識に脳を働かせているのです。さらに、歩くことで身体も鍛えられ見た目も若々しくなり生き生きとしてきます。そして歩くことが習慣になればどんどん脳を働かせることができ、脳年齢が若くなっていくというように良い効果がたくさんあるのです。
そのほかにも、食事で脳を若返らせることもできます。
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脳に必要な栄養素はブドウ糖、脂肪酸、リン脂質、アミノ酸、ビタミン、ミネラルですが、毎回意識した食事を用意することは難しいでしょう。逆にいけないことは食事を抜くということです。脳は私たちが活動している以上常に働いており、そのためには多くのエネルギーを必要とします。食事を抜いてしまうと脳はエネルギー不足になり、どれだけ鍛えても効果的ではありません。3食しっかりとバランスのとれた食事をして、脳を若返らせるためのエネルギーをつくるようにしましょう。
脳年齢が若い方は、活気があり、雰囲気も実年齢より若く見えることが多いです。脳を鍛えることで若返りも夢ではありません。
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