褥瘡好発部位とは
記事公開日:2015/12/29、 最終更新日:2019/02/21
褥瘡好発部位とは
高齢者で、特に寝たきりの方や自分で動くことのできない方の場合、褥瘡ができやすくなります。また、褥瘡はできやすい好発部位があり、その部分を除圧することで褥瘡を予防することができます。さらに、褥瘡が一度できると治りづらく、悪化する危険性もあります。そのため、褥瘡にならないように介護することが重要であり、なおかつ褥瘡を早期に発見し改善することが重要です。
褥瘡の好発部位とはどこか、ご紹介いたします。
①大転子部が一番できやすい
昼夜共に、横向きで同一方向で寝る高齢者が多く、同一方向の大転子部に負荷がかかりやすいです。そのため、左右どちらかの負荷がかかりやすい大転子部に、褥瘡ができやすい傾向にあります。また、大転子部は骨突出していることも多く、褥瘡になりやすくなります。
そのため、臥床する際には同じ方向ばかり向くのではなく、介助して体位変換を行うことが重要となります。
②仙骨の褥瘡は治りにくい
仰臥位で寝る場合や、車椅子などに座っている場合、仙骨に負荷がかかりやすくなります。また、仙骨の場合除圧することが難しく、常に何らかの圧がかかっている状態であることが多いです。
そのため、仙骨に褥瘡ができると治りづらく、悪化する傾向にあります。
また、仙骨にできた褥瘡は除圧が難しいことからも重症化しやすく、看護師が治療を必要とすることが多いです。さらに、排泄物などで汚れることも多いため、常に清潔に保つことが重要となります。
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③実は、耳にも褥瘡ができやすい
あまり知られていませんが、耳にも褥瘡ができやすく、気づくのが遅く重症化することも少なくありません。特に、耳の場合は介護者も気づきにくく、高齢者が違和感を訴えることで褥瘡を発覚することが多いです。
また、耳の場合は、ラップ療法を取り入れることが難しく、軟膏塗布などで経過を見ることが多いです。しかし、枕や髪の毛などとの摩擦が起こりやすく、褥瘡が治りにくい部位になります。
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