自分史で人生を見つめ直す
記事公開日:2016/01/12、 最終更新日:2019/02/21
自分史で人生を見つめ直す
自分史とは、自分の生きてきた歴史を振り返り文書化したものです。自伝や自叙伝と同義ですが、別に平凡でも有名でなくても書き綴ることができます。個人出版が簡単にできるようになり、1980年代頃から自分史を書籍として残す人が増えてきています。
①自分史とは自分を残すこと
人は、生まれたからには何かを残したいと思う気持ちがどこかに必ずあります。戦争体験を後世に残したい人、青春時代に没頭した学問や趣味をまとめた人、お料理や家事などのアイディアが豊富な人、医療や福祉、法曹界などで活躍した記録をまとめる人など、記録する内容は多岐に渡ります。
近年では、高齢者に生涯学習のひとつとして取り入れている自治体も多く、地域活動のひとつとしても行われています。自分史を綴る意義としては、体験を綴った記録物、文化や娯楽などの表現活動、生涯学習などがあります。
②出版する方法は様々ある
自分史は、おもに出版社を中心にビジネスとして展開されています。専門の記者を雇って記事を書いてもらうものから、様式をインターネットからダウンロードして自由記載するも、年表の形で書き出すものなどさまざまです。金額も、記事を書くだけでも0円から数百万円までと幅があり、出版する場合は部数や製本の材質で料金が変わります。出版物の形にしなくても、プリンターで印刷して綴じるだけでも十分です。
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③自分史を書く意義
自分の半生を振り返り、客観的に紙に書くことで、人生を見つめ直すきっかけになります。凡庸な人生でドラマチックな場面がまったくなかったとしても、何も考えず何事も起こらない人生はありません。結婚した当時の想い出や子供が生まれた時の喜びを綴ることは、後年に子供や孫にとってかけがえのない大事な書物になります。
困難を乗り切った方法や、病気に立ち向かった気概を書き記すことは、同じ悩みを抱える人にとって重要な転機になるかもしれません。また、趣味や仕事について書くことで、ブームや流行が世代によってどう変化していったかを知る、社会学的な要素も含んでいるかもしれません。
誰のために書くのかも、書く時に重要なポイントです。子どもや孫のために綴るのか、自分自身を見つめ直すためのものか、同じ境遇で迷っている人に贈るものなのか、読んでもらいたい人が変われば書く意義も異なります。書き終わった暁には、充足感と達成感があり、またこれからの人生について新しい気持ちで向き合うことができるでしょう。
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