高齢者の電動車椅子の選び方とレンタルの注意点
記事公開日:2016/01/12、 最終更新日:2019/05/08
高齢者の電動車椅子の選び方とレンタルの注意点
下肢筋力の低下や脳梗塞等の後遺症で足が不自由になり車椅子生活を余儀なくされる事になる高齢者が増えてきています。脳梗塞の後遺症の場合、大半の方が片麻痺となり上半身や腕にも後遺症が残る事が多く、普通の車椅子であると自走できないという事もあり電動車椅子を使用される方も多くいます。
電動車椅子にも様々な種類があります。そこで、どのような電動車椅子を選べばいいのか、電動車椅子のレンタルの方法等をご紹介したいと思います。
①電動車椅子の種類
電動車椅子は大きく分けて、自走用と介助用の2種類に分けることができます。自操用とは電動車椅子に乗っている本人がハンドルを操作して利用するもの。介助用とは介助者の負担を軽減するもので、介助者が操作するものとなっています。ほとんどの方が自操用を利用されており、ご自身の意志で電動車椅子を選ばれている方が大半です。
②電動車椅子の選び方
身体にあった電動車椅子を選びましょう。身体に合わない電動車椅子を使い続けると、座り心地が良くないだけでなく、背中の曲がりや背中、腰の痛み、床ずれの原因にもなってきますので、使用者の状態、サイズ、使用環境等を十分考慮して電動車椅子を選ぶ必要があると考えられます。
各部位のサイズ(座幅、座奥行き、フットレストから座面までの高さ、背もたれの高さ、肘置きの高さ等)は使用者がしっかりとした座位姿勢が保てるものであり、尚且つ長時間座っていても疲れないものを選ぶようにしましょう。選ぶ際には、実際に座って確かめてみたり、専門の方に相談して意見を聞くのも良いと思われます。
③電動車椅子レンタルの注意点
介護保険を利用する事ができますが、条件がいくつかあります。介護保険法では、要介護1以下の認定を受けた方は原則として車椅子(電動車椅子を含む)の使用は認められていません。しかし、例外規定があり、日常生活範囲における移動の支援が必要と認められる方は、介護保険のサービスが受けられるとされています。電動車椅子を利用しようとされる方は比較的介護度が軽い方が多いと思われます。
その際に重要な事は主治医の意見書です。意見書に電動車椅子の必要性があると記載してくれる主治医が居てくれれば手続きも早く済みますので、介護保険を利用してレンタルされる場合はケアマネージャーともよく相談してレンタルの方法を考えてみると良いでしょう。
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