高齢者がダンスをするメリット
記事公開日:2016/01/14、 最終更新日:2019/02/21
目次
高齢者がダンスをするメリット
ダンスと言うと、若い人が踊っているイメージがありますが、現在高齢者施設でダンスを取り入れているところも少なくありません。ダンスと言っても様々な種類があり、車椅子でも出来るものや、簡単に取り入れられるものなどもあります。
そのため、リハビリとしてダンスを行い、日々の生活に活力を求める高齢者も増加しています。
高齢者がダンスをするメリットについて、ご紹介いたします。
①認知症予防
ダンスは、頭と身体を使う運動であり、認知症予防に効果的といわれています。例えば、ダンスをすることによって、ダンスの振り付けを覚えなければなりません。また、その振り付けにあったダンスを、曲に合わせて踊らなければなりません。
その結果として、脳を活性化させ、身体を動かすことになります。さらに、認知症予防として有効的であり、身体能力の維持にもつながっていきます。
②生活習慣病改善
日常生活において、身体を動かすと言うことは難しく、いつも同じような動きをしてしまいます。また、その日常生活を送る中で、運動不足に伴い生活習慣病になる高齢者も少なくありません。
そのため、ダンスを行うことで、身体運動を実施することになり、生活習慣病の改善となります。初めのうちは、動くと言うこと自体も辛いかもしれませんが、みんなと踊ることにより、楽しみが生まれてきます。その結果、継続的にダンスを行うことになり、生活習慣病の改善へとつながっていきます。
③人とのふれあい
高齢者となると、他者とのふれあいが減少し、自宅に引きこもりがちになる人も少なくありません。さらに、ご夫婦のどちらかが亡くなり、家族との時間と言うものも減少していきます。
ダンスは、人と人とが触れあい、助け合い一つものを作り上げていきます。そのため、お互いに声をかけ合い、認め合って出来上がっていきます。この触れ合いが、高齢者にとって生きていく希望となり、介護予防にもつながっていきます。
アルツハイマー予防にも
アルツハイマーは認知症の中でもっとも多く、全体の6割を占めるといわれています。脳血管性認知症など他の患者数が横ばいなのに対してアルツハイマーは増加していると言われており、社会的にも大きな問題となっています。
アルツハイマー治療では薬物療法や作業療法などが行なわれますが、現在では完治できる治療法はありません。アルツハイマー対策でもっとも重要なのは、若いうちからの予防だと言われています。
アルツハイマー予防に効果があるとして注目を集めているのがダンスです。ダンスによって認知症患者の症状が改善した例は複数報告されており、テレビで大きく紹介されたこともあります。
アメリカのコロラド州立大学Burzynska博士らは、ウォーキング、ダンス、栄養指導、筋トレという4種類のトレーニングが認知機能に与える影響について研究し、ダンスは他のトレーニング方法と比較して優れた結果が見られたと報告しています。
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ダンスは運動+αの効果が期待できる
ダンスには筋力や肺活量、運動機能を鍛える運動効果に加えて、いくつかの要素が含まれています。音楽あわせて踊る集中力、動きを美しく見せる芸術的な感覚、振りを覚える記憶力などがその例です。複合的な脳の活動が脳を活性化させ、アルツハイマーのリスクを減らすことにつながるのだと考えられます。
実際にダンスを行なった高齢者には、「しゃべりがスムーズになり言葉がでやすすくなった」、「感情豊かになり、社会的な交流が増えた」などの変化が見られています。
今から始めるならダンス
ダンスは小学校で必修科目に追加されるなど、若い人にも人気です。お孫さんと一緒に楽しめる趣味としてダンスを始めてみてはいかがでしょうか。
ダンスは難しいものではなく、自分のペースで行なうことができます。高齢者の方が無理なく踊れるダンスや、車いすの人でも楽しめるダンスも登場しています。
最近では高齢者向けのダンススクールやデイサービスなどでダンスを取り入れているところもあります。興味がある方は近隣で探してみましょう。
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